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北朝鮮・開城工業団地で初の製品生産

Posted December. 15, 2004 22:59,   

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北朝鮮・開城(ケソン)工業団地のモデル団地に入居した韓国企業が、初めて製品を生産した。ちゅう房道具メーカー「リビングアート」(キム・ソクチョル会長)は15日、開城工業団地・モデル団地入居企業のうち最初に鍋セットを生産し「開城時代」の幕開けを知らせた。

リビングアートは同午前、開城工業団地に位置した工場で、韓国と北朝鮮の関係者が出席したなか「開城工業団地・初の製品生産記念式」を行った。初めて生産された3種類の鍋1000セットは、8トンのトラックに積まれて、同午後2時ごろ、南北軍事境界線をこえて韓国側に運ばれた。これら製品は、ソウル中区小公洞(チュング・ソゴンドン)にあるロッテデパート8階の特設売場で、午後6時から販売された。

同行事には、韓国側から鄭東泳(チョン・ドンヨン)統一部長官、韓完相(ハン・ワンサン)大韓赤十字社総裁、玄貞恩(ヒョン・ジョンウン)現代(ヒョンデ)グループ会長と与野党国会議員、政府当局者、財界要人など約400人が、北朝鮮側からはチュ・ドンチャン中央特区開発指導総局長など約50人が出席した。

現在、開城工業団地・協力事業会社として承認を受けた入居企業13社のうち、リビングアートのほかに、シンウォン、エスジェイテック、サムドック通商、富川(プチョン)工業、テソン産業、マジックマイクロの8社が工場建設に乗り出した状況だ。シンウォンとエスジェイテック、サムドック通商などは年内に工場を完工する計画だ。



金泰韓 freewill@donga.com