Go to contents

悲運の3姉弟に相次ぐ慰労の弔問

Posted December. 10, 2004 23:00,   

한국어

「しばらく離れることになったけど、私たち親しかったから、後で天国で会えるはずよ。その時まで元気でね…。さよなら、友よ」。

10日午前、ソウル江東区千戸洞(カンドング・チョンホドン)の江東小学校1年3組の教室で、アン・コンギュ君(8)が達者ではないが、きちんと黒板に文を書いていった。

幼い生徒たちの教室だが、雰囲気は重く、沈黙が流れた。

やや離れている4年8組の教室も同じだった。

9日未明、警察官の父親は徹夜勤務、母親は朝刊の新聞配達をしているとき、火事で命を失った3姉弟のうち長女(11)と長男(8)が2日前まで一緒に勉強していた教室だった。

生徒たちは焼香所に行って来てから、同日午前、クリスマスを控え、失った友達を懐かしむ心を込めて一つの大切な行事を持つことにした。もう戻って来られぬ友達のため、クリスマス・カードを書くことにしたのだ。

「寒くはないか。君が弟と遊んでいた姿が思い浮かぶ。時間を戻す能力があるなら、9日未明の4時50分に戻したい。君と別れる時、私たち皆が泣いたの。君に1回だけでもいいから会いたい。夢の中にでも出て来て。友達のイェジン」。

「煙のせいで君が我々から離れたのが信じられない。君の焼香所でどんなに泣いたかわからない。まだ君の話をすれば涙が出る。永遠な君の友達、ミソン」。

4年8組の生徒たちが書いたカードは、教室に立てるクリスマス・ツリーに全部かけておくことにした。

一方、非運の3姉弟のニュースが伝わると、江東区吉洞(キルドン)の江東聖心病院に設けられた殯所には、各界人士の弔問と市民たちの温情が相次いでいる。9日、李富栄(イ・ブヨン)ヨルリンウリ党議長および許准栄(ホ・ジュンヨン)ソウル警察庁長が弔問したのに続き、10日には盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領に代わって金雨植(キム・ウシク)大統領秘書室長、文在寅(ムン・ジェイン)大統領市民社会首席秘書官、李宅淳(イ・テクスン)大統領治安秘書官などが焼香所を訪ねた。

また、崔圻文(チェ・キムン)警察庁長と金恵敬(キム・ヘギョン)民主労働党代表、沈相情(シム・サンジョン)議員、李永順(イ・ヨンスン)議員なども焼香所を訪ねて遺族に哀悼の意を表わした。

朴ホンギィ起亜(キア)自動車労組委員長(41)は、「一面識もない関係だが、あまりにも悲しくて組合員同士で誠意を集めた」と焼香所を訪ね、慰労金300万ウォンと葬礼用品を渡した。

このほかに、ソウル地方警察庁の仲間たちと江東小学校なども募金活動を行なっており、ソウル警察庁および各マスコミなどにも遺族への後援を望む問い合わせの電話が引き続きかかってきている。

3姉弟の父親のクム警長(36)の口座は、ウリィ銀行3751−5496−102−002。



丁陽煥 ray@donga.com