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李副首相の「金利」発言で市場が揺れた

Posted December. 07, 2004 23:22,   

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李憲宰(イ・ホンジェ)副首相兼財政経済部長官が韓国銀行(韓銀)・金融通貨委員会会議を二日後に控えた7日、金利引下げに対する「圧力」と見受けられるような発言をし議論を呼んでいる。

韓銀関係者たちは韓銀の固有権限である金利問題に触れたことに不快感を示しており、3年満期の国庫債金利がコール金利より低い水準に落ちるなど、市場が大きく揺れた。

李副首相は同日、米経済通信社ブルムバーグとのインタビューで「通貨当局(韓銀)は景気回復のため、さらに景気順応的な政策をとらなければならない」と述べた。景気が低迷している時は金利を積極的に下げて、景気が回復した時は金利を上げるべきだ、という話だ。

ブルムバーグは当初、「李副首相が『来年に5%成長率を達成するために政府支出を拡大して金利を引き下げなければならない』と話した」と報道したが、財政経済部(財経部)は「金利」という言葉に直接言及していなく、普段の持論を述べたに過ぎないと釈明した。

財経部の釈明にもかかわらず、李副首相の発言は市場で大きな反響を呼んだ。

この日、債権市場では李副首相の「金利引下げ」ニュースが伝わった後、指標金利である国庫債の金利が大幅に下落(債権価格の上昇)するなど敏感な反応を見せた。

3年満期の国庫債の金利は前日より0.04%ポイント下がった3.24%、5年満期は0.06%ポイント下がった3.33%で取引を終えた。3年満期の国庫債金利はコール金利(3.25%)より低いものだ。



申致泳 李康雲 higgledy@donga.com kwoon90@donga.com