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来年の公共料金、上半期から続々値上がり

来年の公共料金、上半期から続々値上がり

Posted December. 05, 2004 23:12,   

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11月から郵便料金や一部地域の市内バス料金が引き上げになったことに続いて、来年上半期中にはタバコや電気、タクシー、上・下水道の料金が値上がりする。

こうした公共料金の引き上げは、不景気で生活が厳しくなっている庶民にとって、かなりの負担になるものとみられる。

5日、財政経済部と地方自治団体などによると、市内バス料金については、釜山(プサン)、大邱(テグ)、光州(クァンジュ)、仁川(インチョン)、大田(テジョン)などの広域市や、京畿道(キョンギド)、全羅北道(チョルラブクト)、済州道(チェジュド)などの道が、先月までに料金の引き上げを決めており、慶尚北道(キョンサンブクト)、慶尚南道(キョンサンナムド)、江原道(カンウォンド)、忠清北道(チュンチョンブクト)、忠清南道(チュンチョンナムド)、全羅南道(チョルラナムド)などのその他の自治体も、来年初め頃、バス料金の引き上げを予定している。

全国バス運送事業組合連合会は、「慶尚北道が14日に消費者政策審議委員会を開催し、料金の引き上げを決める予定で、慶尚南道も今月中に料金の引き上げについて審議を行う計画だ。まだ、料金を上げていない自治体も、来年上半期中には料金を引き上げる方針だ」と明らかにした。

ソウルなどの5大都市のタクシー運送事業組合は、2001年9月以来の料金の据え置きによる経営難を改善するためには、来年の上半期中に料金を引き上げる必要があるとし、自治体との間で協議を進めている。

バス料金に先立って、郵便料金は先月1日から5キロまでの郵便料金が、従来の160ウォンから190ウォンに上昇するなど、重さに応じてそれぞれ30ウォンの引き上げとなっている。

この他、韓国電力も原油高に伴うコストの負担増を考えて、来年上半期中に電気料金を引き上げる動きを見せている。

また、国会の保健福祉委員会が1日、タバコに課せられる健康増進基金の500ウォン引き上げを盛り込んだ国民健康増進法の改正案を可決したことで、近くタバコも値上がりする見通しだ。

文化財庁は景福宮(キョンボクグン)の入場料を大人基準で現在の1000ウォンから5000ウォンに上げるなど、王宮の入場料を引き上げることを決め、財経部との協議を進めている。

また、ソウル市は来年4月からの下水道料金の引き上げを決めているほか、残りの自治体も上・下水道やごみ袋を値上げする方針だ。

財経部の金鳳翼(キム・ボンイク)物価政策課長は、「先月の消費者物価はやや安定を取り戻したが、相次ぐ公共料金の引き上げが、今月から来年初め頃までにかけて物価に大きな負担として働くのではないか。上げ幅を最低限に止めるよう自治体などと話し合う考えだ」と述べた。



申致泳 higgledy@donga.com