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韓中コメ交渉前進、年内妥結可能性

Posted December. 01, 2004 22:52,   

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韓国と中国は1日、北京でコメの関税化猶予に向けた第8回交渉を行ったが、詰めの段階で決裂したと農林部が明らかにした。

ところが、中国側が義務輸入枠の拡大幅と国家別の配分問題など、交渉の争点に対して弾力的な姿勢をみせ、交渉の終了時限である今月内に合意がまとまる可能性が高まった。

政府の交渉団は同日「最終合意には至らなかったものの、中国が交渉の争点に対してかなり融通を利かしているので、交渉が前進した」と説明した。これを受け、政府はほかの交渉相手国と新たな交渉を行ったり、現地の大使館などの外交チャンネルを通じた話し合いを経たりして、中国との再交渉に臨む模様だ。

中国は、今まで関税化を見合わせる見返りとして韓国のコメ消費量(1988〜90年ベース)の4%である義務輸入枠をこれから10年にかけて8%台まで増やしてもらうように要求してきた。

また、これまでコメ菓子など、加工用のみで流通してきた輸入コメを消費者に販売することと自国産コメの輸入割合を昨年57%から最大限増やしてもらうように要求した。



車志完 cha@donga.com