韓国の労働者は50歳代前半で職場(主な働き口)から早期退職し、14年をさらに働いた後の平均681歳で労働市場から完全に引退することが分かった。
これは韓国の労働者が職場を早期に退いた後も、臨時職などの不安定な職に長期間就いていることを意味する。28日、韓国開発研究院(KDI)がまとめた「人口構造の高齢化による経済社会への波及効果と対応課題」とのシンポジウムの資料によると、韓国の労働者は企業の平均定年(平均56歳)より若い平均54.1歳で退職するという。
しかし、早期退職の後も14年間の「第2の労働生涯期間」を経て、68.1歳で労働市場から完全に退くものと分析された。
男性は平均54.4歳で退職し、その後平均12.9年間を別の職に就いて働き続けてから、平均67.3歳で労働活動を終えることが調査で分かった。
女性は平均53.8歳で退職することが分かり、男性より早期に引退することがうかがえる。
しかし、女性は引退後も平均で14.5年間別の仕事を続け、男性より1年遅い平均68.3歳で引退するとの結果が出た。
主な職場から退く時期については、50〜54歳に辞める割合が男性は47.72%、女性は49.63%となり、労働者の半数近くが企業の平均定年前に退職するものと集計された。
朴湧 parky@donga.com