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民主労総、きのう398事業所で時限スト

民主労総、きのう398事業所で時限スト

Posted November. 26, 2004 23:23,   

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全国民主労働組合総連盟(民主労総)は非正規職関連法案の廃止などの5項目の要求内容を掲げて、傘下にある398の事業所で午前10時から午後4時までの6時間にわたって時限ストを行った。

民主労総は、同日のストに現代(ヒョンデ)自動車4万2200人、起亜(キア)自動車2万5800人など金属連盟から11万人、化学繊維連盟から9650人、建設産業連盟から3100人、公共連盟から9300人などの計15万6000人の組合員(全員で約60万人)が参加したことを明らかにした。

同ストにより、多くの事業所で生産に一部影響が出ていた。現代自動車は5600台(800億ウォン相当)、起亜自動車は3447台(476億ウォン)の生産に支障をきたしたという。

労働部の集計によると、同日118の事業所で約6万7000人がストに参加した。

李秀浩(イ・スホ)民主労総委員長は同日午後、ソウル汝矣島(ヨイド)の国会議事堂前で開かれた1万2000人(民主労総の推計)規模の集会で、「非正規職の量産を防ぐためにストに踏み切った。国会が非正規職法案の処理を強行するのであれば、12月2日に一層強力な第2次ストに突入する」と明らかにした。

民主労総は同日の午前、単位事業所ごとに出発式を行うことでストに入り、午後には全国15の地域でストへの決意を確認する集会を開催した。

一方、全国タワークレーン労働組合の李スジョン委員長をはじめ、非正規職団体の代表4人は同日、「非正規職法案の廃止」を求めて国会内の国会図書館増築工事現場にある高さ50mのタワークレーンに上って期限なしの抗議行動に入った。

政府は今回のストを不法とみなし、ストの主謀者や中心人物などに厳しく対応する方針であり、労・政間の衝突が避けられそうにない。

民主労総が来月2日に期限なしのストに踏み切ることはなかなか厳しいものとみられる。非正規職法案が予定通り29日、国会常任委員会に提出されても与党が法案の強行処理はしないとみられことから、労働界がストに入る名目が立たないうえ、政治ストに対する世論の批判も強まっているためだ。



全智媛  taylor55@donga.com podragon@donga.com