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チリの盧大統領、歴代大統領の功績を評価 きょう韓米首脳会談

チリの盧大統領、歴代大統領の功績を評価 きょう韓米首脳会談

Posted November. 19, 2004 22:56,   

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アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に参加するためチリを公式訪問している盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は20日午後(現地時間)、サンティアゴでブッシュ米大統領と首脳会談を行う。

ブッシュ大統領の再選後初の両国首脳会談となる今会談で、両首脳は北朝鮮核問題で△北朝鮮の核は容認しない△平和的に解決する、という原則を再確認し、次回4者会談の早急な開催に向けて共同の努力を傾けることで意見の一致をみるものとみられる。

盧大統領は特に、北朝鮮の体制安全保証など米国の戦略的な決断を強調する計画だ。

これに先立って潘基文(パン・ギムン)外交通商部長官とパウエル米国務長官は19日午前に会談し、首脳会談の議題などについて話し合った。

盧大統領は同日午後、胡錦濤・中国国家主席と個別に会談し、北朝鮮を6者協議に引き込むための中国の積極的な役割を要請する予定だ。

一方、盧大統領は同日午前、サンティアゴの大統領宮廷でチリのラゴス大統領と行なった首脳会談で2003年と04年の国連安全保障理事会・非常任理事国として活動してきたチリの役割を高く評価し、ラゴス大統領の07年、08年の安保理非常任理事国入りに支持を表明した。

18日午後、サンティアゴに到着した盧大統領は宿舎のシェラトンホテルで100人余りの同胞たちと懇談する席で「かつての指導者たちがたまたま失策を犯すこともあったけど、やはり国家発展に不可欠ないくつかは全部しておいた」とし、前職大統領たちの功績について肯定的に評価し、注目を集めた

盧大統領は、「自由党政権のことを全くの独裁時代で暗黒時代だったと考えていたが、当時実施した土地改革で農地を分配したことは、本当に画期的な政策で歴史を変える事件だった」とし、「あれをしていたから、韓国戦争のあと、国民が一丸となって国の独立と安全、体制とを守り抜けた」と強調した。

さらに盧大統領は「朴正煕(パク・ジョンヒ)大統領は独裁という否定的な評価を受けながらも、一方では産業化過程を実現したし、金泳三(キム・ヨンサム)、金大中(キム・デジュン)大統領はさらに説明を加えるまでもなく、よく役目を全うした」と話した。



金正勳 jnghn@donga.com