ソウル中央支検は12・12軍事クーデターと5・18光州(クァンジュ)民主化運動に対する捜査記録を公開するよう求めた最高裁判所の判決について、5・18民衆化運動の当時、鎮圧軍で大隊長以下の名前は公開せず、死亡者などの犠牲者の名前は全員公開する方針だと12日、明らかにした。
検察は公開の対象になる約9万ページに上る事件記録のうち、5・18民主化運動に関する記録の6万ページなど合わせて約7万ページ(76.4%)を公開することにした。
5・18民主化運動関連の被害者団体などから公開を求められていた、当時の兵隊の作戦記録と戦闘の詳細な報告内容は公開の対象から外された。
検察は事件記録を包括的に非公開にするのは不法だとした、9月23日の最高裁判所の判決を受け、公開する記録を見分ける作業を進めてきた。
▲公開となる記録〓2つの事件に関連した告訴告発者、被疑者、被告者、参考人など、捜査の対象になった人の名前は公開される。5・18民主化運動に巻き込まれた死亡者などの犠牲者の名前も全て公開することにした。5・18民主化運動の鎮圧作戦に参加した軍人のうち、連隊長(大佐)以上も名前が公開となる。鎮圧の兵隊は中隊までが公開される。
12・12軍事クーデターについては、反乱軍の指揮勢力と直接指揮を受けた人は名前が公開されるが、間接的な指揮を受けた人は単純加担者と扱われ、公開しないことにした。
▲公開されない記録〓検察は5・18民主化運動の鎮圧で当時、発砲を命令した人も捜査の記録に載っていなかったと説明した。
12・12軍事クーデターの当時、大統領府と首相府の内部状況や警護などは「国の利益を害する恐れのある情報」とされ、公開しないことにした。12・12軍事クーデターと5・18民主化運動の捜査記録に添付されている参考資料も公開の対象から除いた。
10・26事件と金大中(キム・デジュン)内乱陰謀事件、戒厳令布告違反事件、全斗煥(チョン・ドゥファン)内乱被告発事件といった韓国現代史の流れを大きく変えた主な事件の記録が「参考資料」として検察の捜査記録に付けられている。
▲「核は抜けている」と反発〓記録の公開を求めた「12・12、5・18事件記録検証委員会」の鄭東年(チョン・ドンニョン)委員長は、「軍の作戦記録や戦闘の詳細な報告内容が公開されなければ、発砲の命令者や犠牲者の数も分からない。異議を申し立てる考えだ」と話した。
ソウル中央支検の金秀敏(キム・スミン)第1次長は、「事件記録と関係のある諸機関の意見を反映して公開の対象を決めており、事実を隠すつもりはない」と述べた。
黃軫映 buddy@donga.com






