市場に回っている資金が減少している。
内需低迷が長期化し、企業の資金需要が回復されない。そのようななか、個人や中小企業の信用も下落し、金融各社は貸出の規模を縮小したり回収したりしていて、市場に資金が円滑に回らない、いわゆる「金脈硬化」現象が起きている。
29日、財政経済部(財経部)が発表した「通貨動向」によると、本源通貨は平均残高基準で今月10日現在、35兆7000億ウォンで、昨年同期比0.1%減少したのにつづき、20日現在、36兆3000億ウォンを記録、昨年同期比で0.95減少したことが調査の結果わかった。
このような減少傾向が今月末まで続けば、通貨危機の影響を受けていた1999年1月(−8.7%)以来、約5年間で月別増加率がマイナスに転じることになる。
本源通貨は1998年に−7.2%減少したが、1999年12.1%増加しはじめ△00年20.0%△01年11.5%△02年14.3%と、二桁の高い増加率を見せてきた。しかし、昨年は景気低迷の影響で6.5%の増加に止まった。
今年に入ってからは1月に9.6%と多少増える傾向を見せたが、△2月4.0%△4月3.8%△6月4.35△8月2.8%と増加率は急激に鈍化した。
このよう本源通貨が減っている原因は、昨年は旧盆連休開始日が9月10日で、今年より15日ほど早く、その影響を受けたというのが、財政経済部と韓国銀行の関係者らの説明だ。
韓国銀行の関係者は「旧盆連休直前の一週間の間に資金が集中するため、旧盆が早かった昨年9月より、通貨量が減ってしまう現象が起きた」としながら、「月末にならないと、正確な統計は出ない」と話した。
しかし、そのような影響を考慮したとしても、経常成長率を越える増加率を見せてきた本源通貨がこのように減っているのは、景気低迷の長期化で、いわゆる「信用梗塞」が深刻になっていることによるものだと金融界の関係者らは見ている。
旧盆の連休があった02年9月は15.3%、昨年9月は9.8%の増加率を見せた。
資金の回る速度と流れを意味する総流動性(M3)増加率も8月末現在、5.9%(財政経済部月刊経済動向)と暫定集計され、昨年の年間平均増加率8.8%を大きく下回った。
金融研究院の朴ジェハ先任研究委員は「金脈硬化現象を表しているM3の増加率が適正水準を下回り、本源通貨の増加率が急速に鈍化していることは、景気低迷が長引いていることを反映していると分析できる」と話した。
◆本源通貨=韓国銀行が供給した紙幣及び通貨。貨幣発行額と銀行が中央銀行に預けた支払い準備預け金の合計で測定する。
申致泳 金承眞 higgledy@donga.com sarafina@donga.com






