アジア開発銀行(ADB)が22日、韓国政府の改革政策に対して憂慮を表明し、韓国の今年と来年度成長率の展望値を大幅に下方修正した。
反面、アジアの主要国家の今年成長率の展望値は大部分高めた。
ADBは、同日のインターネットホームページ(www.adb.org)を通して発表した「アジア経済展望報告書」を通じ、「最近、韓国の改革政策の焦点が財閥の透明性アップ、分配構造の改善、セイフティネットの強化など、社会経済的な(socioeconomic)議題に向かっている」と指摘した。
ADBは「このような政策のうち、一部は長期的に利益をもたらすかもしれないが、経済界に不安を与えている。通貨危機直後、国際社会から高く評価されていた改革が次第に「富の再分配対経済成長」のような論争に引きずられている」と述べた。
ADBは続いて、韓国が投資を活性化させ、自信を取り戻すためには労働市場の柔軟性拡大、金融部門の健全な信用文化定着、コーポレートガバナンスの改善などを通じ、経済的な効率性と生産性を高めるべきだと勧告している。
報告書は、輸出の伸び率の鈍化などを理由に韓国の今年経済成長率の展望値を当初の4.8%から4.4%へ、来年度成長率は当初の5.2%から3.6%へ大幅に下げた。
これに先立ち、米国系投資銀行であるゴールドマンサックスも韓国の今年成長率の展望値を6.0%から4.8%へ、来年度は6.25%から4.4%へ下方修正していた。
ADBは、同日韓国の今年成長率の展望値は下げたが、中国、香港、台湾など、他のアジア諸国に対しては、大部分今年の成長率の展望値を上方修正した。アジアの主要国家のうち、今年の展望値が低下した国は韓国、インド、タイなどだ。
中国は当初、今年の成長率を8.3%と予想したが、8.8%へ高めており、来年度の展望値は8.2%から8.0%へ下げた。台湾は、今年は5.4%から6.0%へ、来年は4.7%から4.8%へ上方修正した。
孔鍾植 朱性元 kong@donga.com swon@donga.com






