韓国の核関連実験に対して再度の調査を行うため、19日訪韓した国際原子力機関(IAEA)査察団の入国過程は厳重な秘密とされ、「007作戦」を思い浮かばせるほどだった。
査察団は同日午前11時35分ごろ、仁川(インチョン)国際空港を通じて入国した。情報を入手した記者団が現場に到着したが、査察団は空港を離れるまでの約40分間の質問に対して、「知らない」という答えで一貫した。
査察団はオーストリアのウィーンなど、欧州から直航便を利用して入国すると予想されていたが、日本の大阪を経由してきた。
フィンランド出身のシャコネン団長らは大阪発大韓航空機KE722便で入国した後、「IAEA査察団なのか」という質問に対し、「違う。何のことかわからない」とし、記者団の取材を避けた。その後、査察団であることが明らかになると、全ての質問に「知らない」と答えるなど、セキュリティーに極度に気を使う様子だった。
査察官たちは今回の査察について、「関連情報について話せない。全てのことはIAEAスポークスマンが話す」という言葉だけを繰り返した。
査察団は日程と宿舎はもちろん、すでに知られている出国の日付についても「まだ決まっていることはない」と答えた。また、「フィンランド出身なのか」という質問に「IAEA出身」と答え、「直航がなかったため、日本を経由した」とし、取材陣を避けるためではなかったと釈明した。
査察団は検査装備が入っている7、8個の大きな箱を持ってきており、入国過程で一部の荷物に対し、X線および開封検査を受けたりもした。荷物検査が終ると、公式の入国ゲートではない空港東側の端へ抜け出て、韓国原子力研究所が準備した車に乗り込んで、12時15分ごろ大田(テジョン)に向かった。
一方、同日入国した査察団とは別にもう一人の査察団員が同日午前、一人で入国したことが分かった。査察団は26日に調査を終えて、ソウルを発つものと見られる。
車志完 cha@donga.com






