ベルリン・オリンピックのマラソン金メダルリストである故孫基禎(ソン・ギジョン)氏が、日帝強占期に大衆雑誌「三千里(サムチョンリ)」で、朝鮮人選手の善戦を激励し、朝鮮スポーツの発展を力説していたことが、22日確認された。
孫氏は当時、三千里1941年1月号に掲載された「体育大祭典の参観と朝鮮体育振興への展望」という寄稿を通じて、「ベルリン・オリンピックを見ても分かるように、4億の人口の中国は優勝できなかったが、2300万の人口を有する朝鮮は、スポーツで世界に気炎を吐いた。朝鮮選手たちは、指導者と選手が団結し、紳士的な行動でスポーツでいい成績を出している」と書いた。
孫氏はまた、大会で、咸興(ハムフン)サッカーチームの連勝や、朝鮮選手の重量挙げ日本新記録更新などを取り上げ、「東京にいる朝鮮同胞たちの応援が力になった」と話し、韓国民族の優越性をそれとなく押し出した。
三千里は1929年6月に創刊された大衆雑誌で、日帝強占期末に親日雑誌に転落した雑誌。しかし孫氏は寄稿で、「体育振興」というタイトルで迂回的に民族精神を鼓吹したものと解釈される。
丁陽煥 ray@donga.com






