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中東産ドバイ、第2次オイルショック以来の最高値 韓国経済に赤信号

中東産ドバイ、第2次オイルショック以来の最高値 韓国経済に赤信号

Posted August. 19, 2004 22:11,   

韓国の原油輸入量の70%を占める中東産ドバイが第2次オイルショック以来初めて40ドル台の大台を超えた。

米国ウエスト・テキサス・インターミディーエート(WTI)も、47ドル台を突破するなど、国際原油価格の高値が続いており、韓国経済に赤信号が灯った。

19日、韓国石油公社によると、18日現地で取引された中東産ドバイは、前日比0.63ドル高い一バレル=40.28ドルで取引を終えた。

ドバイが40ドル越えたのは、1980年代はじめ第2次オイルショック以来はじめてのことで、1980年11月24日42.25ドルをつけたのが過去最高値だった。

WTI現物価格は、47.34ドルで、前日比0.53ドル値上がりし、史上はじめて47ドルの大台を突破した。北海産ブラントも0.13ドル高い43.90ドルで、史上最高値を更新した。

先物価格も急騰した。米ニューヨーク商品取引所(NYMEX)で取引されたWTIの9月引渡しは、前日比0.52ドル高い47.27ドルで引けた。ニューヨークの原油市場で先物取引が開始した83年以来初めて47ドル台を超えたわけだ。

同日の原油価格は、米国のエネルギー情報庁(EIA)が発表した原油の在庫が、先週より130万バレル減少した上、イラクの石油輸出に支障が生じていることを受けた不安心理が増幅したことから大きく値上がりしたと石油公社は分析している。



申致泳 洪權憙 higgledy@donga.com konihong@donga.com