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オレンジ色の服、「米とともに敵対視」のメッセージか

オレンジ色の服、「米とともに敵対視」のメッセージか

Posted June. 23, 2004 22:53,   

20日午後11時ごろ(韓国時間21日午前4時)、金鮮一(キム・ソンイル)氏が「タウヒード(唯一神)とジハード(聖戦)」と名乗るテロ組織によって人質にとられた姿が、カタールの衛星テレビ「アルジャジーラ」の画面を通じて初めて公開された当時、金氏は古びた灰色のシャツを着ていた。

しかし、22日午後8時40ごろ(日本時間23日午前1時40分)アルジャジーラが報じた殺害直前のビデオテープで金氏はオレンジ色の服に着替えさせられていた。金氏は、目隠しをされていた。オレンジ色は、今月12日、サウジアラビアで殺害された米国人、ポール・ジョンソンさん、先月11日にイラクで首を切られた米国人ニック・バーグさんが着ていた服と同じ色。

テロ組織が殺害する直前に人質3人(金氏と米国2人)に同じ服を着させたのをは「偶然の一致」と考えがたい。これと関連して、テロ組織が、ある一貫したメッセージを送ろうとしている、と受け止めるべきだとの見方が出ている。オレンジ色の服は、とくに、イラク・アブグレイブ刑務所とキューバ・グアンタナモの米軍基地に収監されているアルカイダ組織のメンバーらが着ているものと同じだ。

バーグさんを拉致した犯人らは、アブグレイブ刑務所のイラク捕虜を虐待したことへの報復方針を示し、ジョンソンさんを拉致した犯人らは、サウジ内に収監中のテロ組織「アルカイダ」メンバー700人の解放を求めていたとの点から、オレンジ色は「迫害に対する報復」との意味を内包しているものとみられる。

したがって、首を切断するなどテロ行為の対象として、米国人以外の外国人に、韓国人を初めて選んだことや、オレンジ色の服まで着させる「演出」をしたのは、テロ組織が、韓国のことを、米国と同一の「敵対国家」として認識している点を示すもの、との見方が出ている。

また、殺害の直前、人質3人が着ていた服が同じだったとの点は、人質を殺害したテロ組織が同じ組織だったり、「上部」(ヨルダン人アブムサブ・ザルカウィ氏)の指示を受けているとのことを知らせてくれる部分だ。



李浩甲  gdt@donga.com