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[社説]第17代国会、国民を恐れろ

Posted May. 30, 2004 22:39,   

第17代国会が開会された。新しい国会は、腐敗と政争に明け暮れた前の国会の前轍を踏まず、公明かつ生産的な政治の場にならなければならない。それが、与野党が共生の精神で民生と経済回復に尽くすことを望む4・15総選挙で表れた民意に応える道である。しかし、首相指名問題をめぐり与野党が対立するなど、早くも雰囲気が思わしくない。賢明な解決策を見出し、新しい国会が争いで出発することがないようにしなければならない。

第16代国会は、波乱の連続だった。不正疑惑の議員を保護するための「防弾国会」が相次ぎ、そのような状況のなか、不法選挙資金で処罰される議員が列をなした。根拠のない暴露も多かった。絶え間ない政争で「民生国会」などあり得ない。

第17代国会は、変わらなければならない。政治改革、雇用創出、規制改革、イラク派兵問題などの国家的懸案に対して、党利党略ではない国益と公益のレベルで接近しなければならない。

新しい国会は16年ぶりに「与大野小」の議席構図に変わった。与党は、国政運営にいっそう弾みがつくだろう。しかし数の誘惑を警戒しなければならない。院内過半数議席の力で、国民と野党の同意が不十分な事案まで押し通してはいけない。野党も同様だ。権力に対する牽制と均衡は当然だが、建設的な批判でない「足の引っぱり合い」に流れないようにしなければならない。

新しい国会は特に、初当選の議員が63%の187人にもなり、変化の期待を抱かせる。しかし、当選後に一部が見せた「突出した行動」に憂慮を抱く見方も少なくない。国会議員は享受する地位ではなく奉仕する地位であることを念頭に置き、常に謙遜でなければならない。299人の議員が4年間忘れてはならないことは、国民を恐れる心である。