盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は25日、高建(コ・ゴン)首相の辞表を受理し、来月下旬頃、統一、文化観光、保健福祉部の3省庁に対する内閣改造人事を行うと明らかにした。
盧大統領は来週中に金爀珪(キム・ヒョクギュ)前慶尚南道(キョンサンナムド)知事を新首相候補者に指名した後、来月7日に予定されている第17代国会の開院直後に首相任命同意案を提出すると見られる。新首相候補者に対する任命同意案が国会で成立するまで、李憲宰(イ・ホンジェ)副首相兼財政経済部長官が首相代行を務めることになる。
盧大統領は同日午前、大統領府で閣議を主宰し「内閣改造は来月半ば以降になりそうだ。内閣改造がずれ込むと、その幅が広がるというマスコミの報道が出ているが、これは事実と違い、そうしたことは全く考慮していない」と述べた。
盧大統領はまた、「これまでの間、総選挙が行われ、国会の構成がずいぶん変わるなど変化した政治的状況を見極めながら政局を運営する必要が生じたため、さまざまな点を考慮して3省庁の長官を交代することを決心した。3人の長官に対して変化があることは事実だ」と述べた。
さらに盧大統領は、「党職と国会職問題についてヨルリン・ウリ党が準備ができるよう予定者に通知した」と述べ、ウリ党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)前議長、金槿泰(キム・グンテ)前院内代表、鄭東采(チョン・ドンチェ)議員に長官に内定したことを予め伝えたことを明らかにした。
金前知事に対する首相指名の時期について、李炳浣(イ・ビョンワン)大統領広報首席秘書官は同日、記者団に対して「国会開院に合わせて任命同意案を出したことがあるかどうかも検討する一方で、国会の状況も見極めなければならない」と述べ、政治状況によって流動的になる可能性があることを示唆した。
金正勳 jnghn@donga.com






