北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記は、先月中旬に胡錦涛・中国国家主席と会った席で、韓国、米国、日本が要求する「核の完全放棄」に応じることができないという意思を明らかにしたと、読売新聞が10日付で報じた。
同紙は、金総書記が先月19日に北京で開かれた首脳会談で「(韓米日が要求する)『完全かつ検証可能で不可逆的な方式の核廃棄』は受け入れることができない」と言ったと、日本政府関係者の言葉として伝えた。北朝鮮核問題と関連して金総書記の具体的発言が公開されたのは、今回が初めてだ。
金総書記は、特に「北朝鮮は、核開発凍結に対する補償を協議するために6者協議に参加する」として、核凍結の対価としてエネルギー支援などの経済補償を要求する立場を明らかにした。また、「核の平和的利用はこれからも続く」と述べ、凍結対象は、軍事目的の核開発に限定することを明らかにした。
核問題に関する北朝鮮側の立場に変化がないという点が、金総書記の発言で確認されたことで、12日に北京で開かれる6者協議作業部会は、難航が予想されると同紙は見通した。
朴元在 parkwj@donga.com






