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[社説]龍川惨事の克服、北朝鮮の態度にかかっている

[社説]龍川惨事の克服、北朝鮮の態度にかかっている

Posted April. 26, 2004 22:29,   

写真と目撃者たちの証言を通じて、北朝鮮の龍川(ヨンチョン)駅で起きた惨事の生々しい様子が続々と伝わっている。約1000人の死傷者が発生し、数千戸の家屋が崩壊した現場は、戦地を髣髴とさせる。廃墟の前に我を忘れて座っている北朝鮮同胞たちの姿が実に切ない。

龍川の様子は、他の国の災害現場とは違って、胸が痛い。建物の残骸が散らばっているが、残骸の下敷きになっている被災者の捜索に取り組む重装備や人々は見当たらない。重傷を負った子供たちが病院に搬送されたが、世話をする人がおらず、書類用キャビネットの上に横たわっているという国連傘下の救護団体責任者の証言もある。北朝鮮が事故を収拾する能力があるとは信じ難い。救助及び復旧用の装備はもとより、負傷者を治療する施設と薬品も不足している証拠である。

北朝鮮が事実上お手上げの状態なら、頼れるのは外部の支援しかない。幸い世界各国が救護の手を差し伸べている。外部の人的・物的支援を速かに受け入れ、負傷者を治療して被害を復旧することが、北朝鮮がする仕事である。救護品は溢れているが、北朝鮮が協力せずに被災住民たちに適時に伝えないという悲劇は避けなければならない。

北朝鮮が今日開かれる救護会談で、韓国の支援提案を前向きに受け入れることを望む。韓国の支援は同胞愛から湧き出たものであり、警戒する理由はない。韓国の陸路輸送提案に対しても、開かれた心で臨むことを願う。1984年の水害の際、北朝鮮の米が陸路で韓国に送られた事例があり、輸送手段を制限する必要はない。

今は非常事態だ。地であれ海であれ空であれ、最も早い方法を探すのが正しい。北朝鮮は、外部の支援が速かに行なえるように龍川に通じる門を開かなければならない。そうしてこそ住民の苦痛を早く取り除くことができる。