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韓国電気、初めて休戦ライン越え北へ

Posted April. 20, 2004 22:35,   

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韓国の電気が初めて休戦ラインを越えて北朝鮮の土地に供給される。20日、韓国土地公社と現代峨山(ヒョンデ・アサン)は、開城(ケソン)工業団地に参入する韓国側の中小企業に、韓国電力公社(韓電)を通じて、電力を直接供給することを決めた。

韓電はこれによって、開城地域に電信柱を設け、下半期にオープンする開城工業団地内のモデル団地(1万坪)に進出する約10社に電気を供給する予定だ。統一部のある当局者は「工業団地の造成が本格化し、入居企業が増えて電力使用量が増加すれば、開城地域に変電所を設けた後、韓国側の変電所と送電塔を連結し、電気を供給する計画」と説明した。

この当局者は「韓国側の中央統制所がすべてを統制するために、北朝鮮側が電気を許可なしに使用しようとする場合は、電力供給が遮断される」と付け加えた。北朝鮮当局は、これまで「開城地域に発電所を設けて、電気を供給してほしい」と要請していたが、韓国政府は電気が「戦略物資」との点から、難色を示してきた。



金昇鍊 srkim@donga.com