崔秉烈(チェ・ビョンヨル)ハンナラ党代表が退陣を宣言した。臨時の党大会で新代表を選出し、自分は白衣従軍(一兵卒で従軍すること)するという。避けられない選択だと思う。党が内外の変化要求に対応できなかったため危機に瀕したら、代表は自己犠牲的な決断を下さなければならない。
ハンナラ党はもう生まれ変わらなければならない。単に内紛を縫合することに止まるならば、代表の退陣はなんの意味もなさない。崔代表も話したように、「未来指向で合理主義に土台を置き、自由民主主義と市場経済を信念にした新しい国民政党」に生まれ変わるべきである。
崔代表は、「現在、我が国は親北朝鮮・反米傾向の盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権と社会団体に偽装した急進左派勢力が、不法大統領選挙資金捜査を押し立ててハンナラ党と健全な保守勢力を崩壊させるため血眼になっている」と述べた。同氏の認識がどれほど正確かは分からないが、もし正確だったら、ハンナラ党もその責任から決して自由ではいられない。
ハンナラ党が健全な保守勢力の代弁者として普段から自己浄化の努力を怠っていなかったなら、こうした状況は起らなかったはずだ。不法大統領選挙資金だけみても、慣行と惰性、既得権に安住しつつ時代の変化を読み取れなかった安易な認識の結果ではないか。
ハンナラ党は謙虚な反省の上で、党の未来を設計し直さなければならない。新しい代表に誰が選出されるかは分からないが、この時代の真の保守勢力を、正しくしっかりした枠組みの中に組み込まなければならない。党内の若手派も手を貸すべきである。党大会の準備過程で公認や党権をめぐって再び争いが起ればハンナラ党はもうだめだ。派閥、個人的な利害関係は切り捨てなければならない。
今回の総選挙に国の未来がかかっている。ハンナラ党は確固たるアイデンティティ、新しい人物、新しい体制を整えて総選挙で民意を問わなければならない。それが時代的、国民的なニーズである。






