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FTA批准同意案が可決 各党指導部は懸命説得

FTA批准同意案が可決 各党指導部は懸命説得

Posted February. 16, 2004 22:44,   

16日、韓−チリ自由貿易協定(FTA)の批准同意案が国会で可決した。採決は3回も見送られた割には、あっけなく30分で終わった。

批准案の採決に反対してきた「農村党」議員らも、採決が進められる間、阻止する動きは見せなかった。

このように採決が順調に運ばれたのは、農村出身の議員に対する政府や各党指導部の積極的な説得作業が功を奏したためだ。中でも、ハンナラ党指導部は「徐清源(ソ・チョンウォン)前代表の釈放決議案は可決しながら、国益にかかわるFTAの採決は先延ばしにした」という世論の非難を挽回するため、批准案の採決に積極的な姿勢で臨んだ。

崔秉烈(チェ・ビョンニョル)代表は、同日午前に行われた議員総会で「FTAの採決は党の命運がかかった問題だ。党方針を賛成で行きたい。この問題に的確に対応できなかった場合、個々人の公認戦略に回復不能な打撃を与える」と採決への協力を強く呼びかけた。その後、ソウル汝矣島(ヨイド)のある食堂で、党内の農村出身議員20人あまりと昼食をしながら、採決の不可避性を重ねて強調した。

ハンナラ党はまた、本会議の直前に再度議員総会を開き「反対する議員たちもぜひ賛成してほしい。どうしても負担を感じるなら、本会議を欠席してもいい」と二者択一を迫った。

民主党も趙舜衡(チョ・スンヒョン)代表自らが賛成投票を働きかけるなど、批准案の可決に積極的だった。

趙代表は、同日の常任中央委員会で「自由投票に決めているが、党代表としては賛成すべきだと思う。指導部の同意さえあれば、(この問題に)信任をかけてもいい。それぞれ所信は異なっても、国のために投票すべきだ」と反対議員に強い圧力をかけた。雰囲気がここまでくると、批准案に反対する立場の秋美愛(チュ・ミエ)常任中央委員も異議を表明しなかった。

ハンナラ党の李揆澤(イ・ギュテク)、民主党の金景梓(キム・ギョンジェ)議員らが「政府は農民が納得できるようなさらなる農村支援策を打ち出していない」として反対の声をあげたが、大勢は既に可決の方に傾いていた。

政府も積極的に乗り出した。

高建(コ・ゴン)首相と許祥萬(ホ・サンマン)農林部長官は、本会議に先立ってハンナラ党の朴熺太(パク・ヒテ)、民主党の李正一(イ・ジョンイル)議員など農村出身の議員らと昼食をともにし、さらなる支援対策を約束するなど、採決ぎりぎりまで説得に奔走した。



鄭用𨛗 李明鍵 yongari@donga.com gun43@donga.com