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卸・小売販売指数の減少幅、98年以来最大

卸・小売販売指数の減少幅、98年以来最大

Posted December. 29, 2003 23:11,   

政府の「景気は底を打った」という発表にもかかわらず、卸・小売販売指数が5年ぶりに一番おきな幅で落ち込むなど、内需景気がなかなか立ち直らずにいる。最近は、狂牛病と鳥インフルエンザ騒ぎまで重なり、消費マインドがさらに冷え込み、設備投資もマイナスで推移しており、当分の間、内需景気の回復は期待薄だ。

統計庁が29日発表した「11月産業活動動向」によると、代表的な消費指標である卸・小売販売指数が昨年11月比3.7%減となり、今年3月以来10ヵ月連続のマイナスとなった。

11月の卸・小売販売の減少幅は通貨危機のあおりから抜け出しきれなかった1998年11月(−8.0%)以降、60ヵ月(5年)で最大のもの。

小売のうち、デパートが8.8%減少したのに対し、大型量販店は9.3%増え、高価品の消費者の一部が割安の商品市場に移ったものと分析された。

ノ・ウンジョン新世界(シンセゲ)流通産業研究所長は「同月初め実施した自社調査でも、6ヵ月後に商品の購買を減らすという消費者が、増やすという消費者より20%程度多かった。来年下半期に以降になってようやく消費が持ち直す見通しだ」と述べた。

これに先立って財政経済部は2日、「国内景気が今年第3四半期(7〜9月)に底をついて、現在回復に向かっている」と発表した。

11月、企業の設備投資も今後の経済環境に対する不透明さの拡大と、大統領選挙資金の捜査などが重なり、昨年同期比8.1%減となり、7月以来5ヵ月連続減少している。

生産指数は、主に輸出用に生産される半導体の生産が34.5%増えたのに支えられ、昨年11月に比べて4.7%増えた。

輸出の好調に支えられ、現在の景気局面を表す動向指数の循環変動値は、1ヵ月前の10月より0.6ポイント上がった。また、6ヵ月程度後の景気を示す景気先行指数も前月比1.0ポイント上がり、6ヵ月連続の上昇となった。

統計庁の金民卿(キム・ミンギョン)経済統計局長は「12月には鳥インフルエンザなどが発生し、消費減の幅が大きくなるなど、内需景気がより悪化しかねない」という見解を明らかにした。



金光賢 kkh@donga.com