
「あなたと一緒にクリスマスを過ごすことができなくてすまないと思っています。息子(20ヵ月)にも会いたい気持ちは山々ですが、一緒に遊んであげられないのがもどかしいばかりです。シーズンが終り次第、2人の元へと飛んでいきます…。」
「黒いタンク」と呼ばれる現代モビス(プロバスケットチーム)の外人選手、ジョニー・マクドウェル(32)。異国の地、韓国で迎えるクリスマスも今年で7回目。プロバスケット10球団の外人選手の中で韓国生活が一番長い彼は、韓国語も上手く「韓国人みたい」といわれるのもしばしば。
そんな彼も、祝祭日になると、否応なくホームシックにかかってしまう。普段から「韓国生活での最大の難点は、家族に会えないことだ」と語っていた彼。とりわけ、米国人にとって最大の祝日とされるクリスマスになると、家族への思いは募るばかり。
2000年に結婚して以来、クリスティー夫人(28)は、毎年クリスマス前に韓国を訪れていた。ところが、今シーズンは休日のスケジュールが合わないため来韓できず、マクドウェルひとりだけのクリスマスになりそうだ。
小学校の教師である夫人と電話を交わしたものの、会いたい気持ちは募るばかり。アトランタにいる息子(ジョニー・マクドウェル・ジュニア)とは、インターネットの画像電話を介して「間接的対面」を果たした。彼は普段でも、球団宿舎にあるインターネットを息子の部屋につないで、遠くから息子の様子を見守っている。
マクドウェルは今年のクリスマスを、家族の代わりに、モビスの通訳を務める李ドヒョンさん(30)と一緒に過した。李さんは、クリスマスイヴの24日午後、蔚山(ウルサン)にあるモビスの宿舎にマクドウェルを招いて、手製のパスタをふるまった。その席には、モビスのもう一人の外人選手、バセット(26)も同席した。
97年から、外人選手として3シーズン連続最優秀選手(MVP)を総なめにしたマクドウェル。しかし、今シーズンの彼は、肩身の狭い思いをしている。チーム成績が最下位であるうえ、崔熙岩(チェ・ヒアム)前監督がシーズンの途中で退くなど、雰囲気が沈んでいるからだ。「マクドウェル無用論」まで出るほどだ。そのため、彼は最近、滅多なことのない限り、目立つ行動は控えている。少々休みたいとも思ったが、24日も体育館に出てトレーニングに励んだ。
マクドウェルは「今シーズンは満足できるようなプレーを披露できなかった。ファンに申し訳ない。残る試合ではベストを尽くすと伝えてほしい」と語った。
誰もが喜ぶクリスマス。故郷を離れた外人選手の哀愁は深まるばかりだ。
李元洪 bluesky@donga.com






