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盧大統領、21日にも小幅内閣改造

Posted December. 07, 2003 22:54,   

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が新年度予算案が国会で処理された後の21、22日頃、2〜4省庁の長官を入れ替える小幅な内閣改造に踏み切ることが7日分かった。

盧大統領は6日午前大統領府で開かれた臨時閣議で、「雰囲気一新用の内閣改造は行わない。内閣を改造としても大幅でない小幅で実務的かつ実質的な必要に応じて行う。どの閣僚に対しても来年4月の総選挙への出馬を強要するようなことはないから、動揺せずに業務に忠実に取り組んでもらいたい」と述べた。

入れ替え対象の長官としては業務と関連して、尹徳弘(ユン・ドクホン)副首相兼教育人的資源部長官と尹鎮植(ユン・ジンシク)産業資源部長官が取り上げられており、総選挙出馬のために金花中(キム・ファジュン)保健福祉部、権奇洪(クォン・ギホン)労働部、崔鍾璨(チェ・ジョンチャン)建設交通部長官らが含まれる可能性があるとみられる。

大統領府と首相室は今回の内閣改造に備えて国務委員全員を対象に内部評価作業を進めてきており、高建(コ・ゴン)首相は9日ごろ、盧大統領にこれまでの評価結果を報告し、内閣改造問題については話し合うとみられる。

一方、盧大統領は8日付けの国民(グクミン)日報創刊記念インタビューで、高首相や金振杓(キム・ジンピョ)副首相兼財政経済部長官、康錦実(カン・グムシル)法務長官ら主要閣僚は来年4月の総選挙まで留任させる意向を表明した。盧大統領はインタビューで、「今の(与小野大の)政治状況では内閣も構成できない状態なのに、首相を入れ替える冒険をする理由がない。首相交替はなく、金副首相と康長官は内閣改造の対象でない」と念を押した。

しかし、大統領府の主要関係者は、「年末に小幅な内閣改造を行っても総選挙に出馬する長官らは、公職の辞退期限である来年2月15日まで、1〜2人ずつ順に入れ替えられるだろう」と述べ、来年2月初めまで長官の入れ替えが続くことを示唆した。

また年末の内閣改造とかみ合う形で行われる大統領秘書室再編の場合、文喜相(ムン・ヒサン)秘書室長や文在寅(ムン・ジェイン)民政首席秘書官ら主要関係者は一応留任される見通しだが、政局状況の変化によって、年末の小幅な内閣改造に続いた2回目の内閣改造と秘書室の大幅再編の可能性は依然として残っていると、政府高官が伝えた。

一方、盧大統領は国民日報とのインタビューで、「ヨルリン・ウリ党に入党しようがしまいが私をその党の所属だと考えているではないか。戦略的に入党効果の高い時点に入党する」と述べて、ウリ党への入党を既成事実化した。



金正勳 崔永海 jnghn@donga.com yhchoi65@donga.com