婚約者と優勝杯を抱いて抱擁しようとした夢は大詰めの場で惜しくも消え去ってしまった。
18番ホール(パー4)で開かれた1回目の延長戦。来月「花嫁」になる韓煕圓(ハン・ヒウォン、フィラコリア)は、一生のパートナーになる野球選手ソン・ヒョクの応援を受けながらパッティング・グリーンに立った。しかし、4mのバーディーパッティングがコップのすぐ前で止まった。一方、ドロシー・デラシン(米)の2.5mのバーディーパッティングはそのままコップに吸い込まれた。息詰まった勝負が決まる瞬間、韓煕圓の顔にはくやしさの表情が浮かび、デルラシンは勝利の涙をこぼした。
17日、米アラバマ州モービル・ロバート・トレント・ジョーンズ・トレイルGCクローシングコース(パー72)で開かれた米女子プロゴルフツアー(LPGA)トーナメントオブチャンピオンス(賞金総額75万ドル)の第4ラウンド。
韓煕圓はバーディー5個とボギー1個で4アンダーを打って、最終合計8アンダーでドロシー・デラシンと同打を成した後、プレーオフの末、敗れて準優勝にとどまった。
惜しくも優勝は逃したが、韓煕圓は最近3年間の正規大会の優勝者と現役名誉の殿堂メンバーだけが出場した「スター・ウォーズ」で、4日間終始先頭グループで疾走してトップレベルのスターとしての面貌を誇示した。彼女は2位賞金7万5000ドルを加え、シーズン賞金110万1060ドルで4位となった。
前半をイーブンで終わらせて先頭に4打差までおくれていた韓煕圓は、後半に入って10番ホール(パー4)のバーディーに続き、13番(パー5)、14番ホール(パー3)で連続バーディーを取って、猛烈な追撃戦を展開した。
続いて17番ホール(パー3)でまた1打を減らして、このホールで気難しいパーセーブに成功したデラシンと共に先頭に上がって延長戦まで行ったが、優勝の入り口で負けざるを得なかった。
金美賢(キム・ミヒョン、KTF)と朴祉垠(パク・ジウン、ナイキゴルフ)は共に合計6アンダーで共同4位を占めた。大会3連敗を狙った朴セリ(CJ)はパッティング乱調のせいで、合計1アンダーで共同11位にとどまり、7月のUS女子オープン(共同50位)以来、12大会連続「トップ10」入りに終止符を打った。
「シンデレラー」安是眩(アン・シヒョン、コーロン)は合計18オーバーで出場選手29人の中で28位だったが、韓国大会5位水準である1万700ドルの賞金を手に入れた。通算4勝を取って賞金30位に上がり、来週のツアー・チャンピオンシップ出場権も獲得したデラシンは、00年度新人王競争で朴祉垠を追い抜いたうえ、00年と01年のジャイアント・イーグル・クラシックでは朴セリに2年連続逆転負けを食らわした「コリアンキラー」だ。今回も韓煕圓を追い抜いてトップに上がり、韓国選手との悪縁を改めて感じさせた。
金鍾錫 kjs0123@donga.com






