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バグダットで米軍ヘリ撃墜 米兵2人死亡

Posted November. 02, 2003 22:59,   

イラクのサダム・フセイン前政権の残党が「抵抗の日」と宣言した1日、大々的なデモと流血事態への懸念が広がり、イラクの首都バグダッドでは、すべての商店街が閉店し、学生らの登校を拒否する保護者らが相次ぐなど都心全体がほぼマヒ状態に陥った。

2日、休息のためバグダッド近郊に出かけた後、帰ってくる途中だった米軍のチーヌク・ヘリコプター1機が、バグダッド西方のパルーザで撃墜され、少なくとも20人の死傷者が出た。攻撃を受ける当時、ヘリには32人以上が乗っていたものとみられる。

1日午前7時半ごろ、イラク北部のモスルでは、道路沿いに埋設されていた爆弾が爆発し、車両で通りがかった101空中強襲師団所属の米兵2人が死亡、2人がケガをした。

同日、バグダッド西方85kmにあるカディヤでも爆発事故があり、米軍1人が死亡した。同日、パルーザでは、自動小銃と携帯式ロケット・ランチャー(RPG)で武装した抵抗勢力が市役所を攻撃した。また、フセインの故郷であるティクリートから北方15kmの地域にある石油パイプラインが爆発し、炎上した。

「抵抗の日」を翌日に控えた先月31日、バグダッド近郊のアブ・ガリブ地域では、フセイン前大統領の姿に似せて作らせたポスターを掲げ、反米スローガンを叫ぶ数百人のイラク人デモ隊と米軍が衝突し、米軍の発砲でイラク人14人が死亡した。

バグダッド一帯には、戦争前にイラク執権党だったバーツ党の名前で、ブッシュ米大統領の終戦宣言(5月1日)以降半年となる11月1日を基点に、3日間のゼネストを始めることを促すビラがまかれた。

これとともに、大規模な流血事態が発生するだろうという、うわさが急速に広がり、武装した米軍兵力が非常警戒を開始している。