
「我々は、決して指導者になってはならない。これは根本的な国策だ。指導者になると、決していいことはなく、自ら多くを失うことになる」
頳小平は生前、「中国は、向こう50年内に、絶対に世界の指導者になってはいけない」という言葉を遺言として残した。しかし、今中国は、その遺志とは違う道を歩んでいる。特に最近、旧ソ連、米国に続いて3番目に有人宇宙船の打ち上げに成功し、強力な軍事力を備えようとするや、周辺国、特に米国は警戒の眼で見ている。
2日から毎週日曜日に放送されるMBCスペシャル創立特集5部作「中国」は、21世紀の米国に対抗するスーパー・パワーに成長した中国の力を分析する。特に今回のドキュメントは、中国共産党の次世代エリート集団に対する密着取材はもとより、米国、日本、台湾などの各国から眺める中国を立体的に取材した。
第1部「スーパーパワー・チャイナ」では、20世紀が米ソ両大国の時代だったなら、21世紀は米中両大国の時代になると予想し、米国で提起されている「中国脅威論」の実体を探求する。第2部(9日)では、「世界の工場、世界の頭脳、世界の市場」という3拍子を揃え浮上しつつある「メイド・イン・チャイナ」製品の世界征服を取り上げ、第3部(16日)では、全世界約130ヵ国の華僑3580人の資本(3兆3500億ドル)が、料理店だけでなく先端事業にまで投資される過程を現地で取材した。
第4部(23日)では、革命世代の指導者が退陣し、技術官僚が大半の第4世代指導者、文系(主に北京大学)出身の第5世代指導者など、中国共産党の次世代エリート集団を集中分析する。第5部(30日)では、北朝鮮をもはやイデオロギーではない国家利益の観点から眺めはじめた胡錦濤体制下の中国の対韓半島政策を展望する。
チェ・ウチョルCPは、「人々が中国に対して持っている見方は、まだ『警戒と好奇心』にとどまっている」とし、「昨年のMBCスペシャル『米国10部作』に続き、大国を分析するドキュメントとしてこの番組を準備した」と語った。
田承勳 raphy@donga.com






