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「いまは雨に降られるしかない…」

Posted October. 22, 2003 23:07,   

ハンナラ党は22日、崔燉雄(チェ・ドンウン)議員がSKグループから秘密資金を授受したのを認めたことと関連し、党レベルの真相把握を進めるいっぽう、対応作りに全力を尽くしている。

ひとまず、ハンナラ党は同日午前、崔秉烈(チェ・ビョンヨル)代表が緊急主要党役員会議を開き、対国民謝罪を行う方針を固めた。崔議員が秘密資金を授受したことを認めた以上、党が知らん顔でいるわけにはいかないとの判断からだ。とりわけ、これが解決できないと、来年の総選挙で深刻な打撃を受けうるという現実的な考慮によって「迅速に」謝罪を行う方針を定めたものとされる。

任太煕(イム・テヒ)代表秘書室長は「夕立ちの最中では、傘をさしたからといって、雨にぬれないわけではない」とした後「事実かどうかとは関係なく、現在の時点では、このまま雨に降られるしかない」と述べ、苦しい心情を吐露した。

ハンナラ党は、いったん崔議員が金銭を受け取った事実自体は認める雰囲気だ。ただし、正確な真相把握がきちんと行われていないために、公式的な反応は自制している。崔代表は同日の会議で出席者らに「コメントを自制するよう」要請したりもした。

緊急主要党役員会議の直後、朴振(パク・ジン)スポークスマンが「事実関係を確認することが肝要」とし「正確な事実関係を把握し、検察の捜査結果を見守った後、党の立場を整理するという順序になるだろう」と話したのも、これと同じ文脈である。

しかし、問題は「私組織への流入」が強く提起されているにもかかわらず、この秘密資金を受け取っている可能性のある人物らは皆強く否認しているという点だ。李会昌(イ・フェチャン)前総裁のある側近は「検察捜査が公明正大に終われば、そのときになって検討し、李前総裁が立場を表明するものと聞いている」とし「ただし、確かなことは、李前総裁の周辺はSK秘密資金とは全く関係ないという点」と強調した。

李前総裁の個人後援会を運営、総括していた李興柱(イ・フンジュ)前特別補佐官も「ただの一銭も同会に流入していない」とし「同会は徹底して、法で定められた枠組みのなかで運営されている」と主張した。

一方、崔議員の法律諮問を受け持っている沈揆迵(シム・キュチョル)議員は同日「李前総裁が前回の大統領選挙の時、崔議員に電話をかけて『数カ所に電話をかけたりしているようだが、行き過ぎた資金介入をしないように』と警告したと、崔議員が話している」と伝えた。

こうしたコメントは、李前総裁が側近や党所属議員らの非公式な大統領選挙資金の募金活動にブレーキをかけたことを示唆するものと受け止められるが、他の側面から考えると、党の大統領選挙資金の募金過程などを、ある程度把握していたことを示したものとも解釈でき、注目される。



朴民赫 mhpark@donga.com