
強い風が金炳賢(キム・ビョンヒョン、24、ボストン・レッドソックス)を助けた。
19日、米国ボストンのファンウェイ・パークで行われたボストン・レッドソックスとタンパベイ・デヴィルレイズの試合。ボストン先発の「ナックル・ボール投手」ウェイクフィールドが5年ぶりの完投勝ちを目の前にしていた。しかし、4—2でリードしていた9回、1死1、2塁の危機に追い込まれると、グレイディ・リトル監督はすかさず「金炳賢カード」を切り出した。
金炳賢 はリトル監督の期待とは裏腹に制球力が乱れ、四球を許して1死満塁の場面。次の打者のカール・クロフォードを遊撃手前のゴロに誘導したが、打球が遅くてバッターだけを1塁でアウトにし1点を許した。4—3の1点差のリードで2死2、3塁の場面、安打1本で逆転になる絶体絶命の危機だった。
打席には今シーズン・アメリカンリーグ新人王候補の1人、ロコ・バルデリ。バルデリが初球を狙って打った球は、中央フェンスの方に向かうホームラン性打球だったが、ホーム・プレートの方へ吹いた強い向かい風のため、球の力が落ちた。中堅手フライアウトで試合は終了。金炳賢としては冷や汗がにじむ状況だった。
試合が終わった後、バルデリは、「力を出し切って打ち、バットに正確に当てた。しかし、飛んでいった球が強い風のため止まるのが見えた」と惜しがった。
こういうわけで金炳賢は今年17回のセーブ機会で14回目のセーブを成功させ、8試合連続無自責行進を続け、平均自責を3.37に減らした。
アメリカンリーグのワイルドカード(各組の2位チームの中で、勝率が一番高いチームに与えられるポストシーズン進出権)ランキング1位のボストンは、同日、テキサス・レンジャーズに1—2で破れたワイルドカード2位のシアトル・マリナーズとのゲーム差を2.5に広げた。
金相洙 ssoo@donga.com






