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「金総書記は中国型開放に関心ない」米前国務長官が回顧録

「金総書記は中国型開放に関心ない」米前国務長官が回顧録

Posted September. 02, 2003 23:16,   

北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記は、中国型の開放には関心がなく、伝統的な王権を維持しつつ経済を発展させたタイ型モデルに関心があると、オルブライト前米国務長官(66)が自身の回顧録で明らかにした。

クリントン政権末期の00年10月、北朝鮮を訪問して金総書記と2回顔を合わせたオルブライト前長官が、まもなく出版される回顧録「マダム・セクレタリー(Madame Secretary)」にこうした内容を記述したと、月刊誌の「ベニティペア」が1日公開した。

オルブライト前長官は、「金総書記は西欧型解放は望んでおらず、北朝鮮の伝統を維持する上で害のない解放を進めていくだろう」と語った。金総書記が、「市場経済と社会主義が混在する中国型開放には関心がなく、伝統的な王権が堅く維持されている中で独立を維持しつつ経済も発展させたタイ型モデルに高い関心を持っている」と述べたという。

金委員長はまた、「北—米双方が打ち解けて率直に交渉に臨めば、解決できない問題はない。北朝鮮と米国間の信頼が必要だ」と主張したと、オルブライト前長官は伝えた。金総書記は米朝関係の改善を望んでいるが、軍部が二分しているうえ、外務省にも反対派がいて困難があると話したという。

オルブライト前長官は、「金総書記が冷戦時代とは違って、米軍が朝鮮半島の安定に貢献していると思うと話した」とも紹介した。同氏は、「北朝鮮はブッシュ政権が考えているように、そんなに早く崩壊するような国でなく、北朝鮮の核危機を解決するためには1994年度の交渉のときのように真剣に北朝鮮と交渉テーブルで向き合うべきだ」とアドバイスした。

オルブライト前長官は、「クリントン前大統領は任期末、北朝鮮を訪問してミサイル問題を解決しようとしたが、中東平和交渉が暗礁に乗り上げたため実現しなかった。その代わり、金総書記を米国に招待した北朝鮮に断られた」ことを公開した。

このほか、オルブライト前長官は、「金総書記は10日に1回の割合で最新映画を楽しんでおり、とくにアカデミー受賞作が好きだと話した。北朝鮮にコンピューターが数十万台あって、自分も3台のコンピューターを使ってインターネットをやっているとも話した」と伝えている。



maypole@donga.com