27日、第55回US女子ジュニアゴルフ選手権大会のトップに立った李スクジン(16)の英文名には外国人の姓が付いている。ウェストフは李スクジンの母方の叔父の姓だ。叔母のスクヒ氏が、29年前、在韓米軍として勤務していたスティーブン・ウェストフ氏と結婚し、李スクジンが1999年、叔母の養子になったことによる。
実の親が生存していたが、李スクジンがあえて「養子」を選んだ理由は、「ゴルフで必ず成功したい」という執念のため。12歳の年で親元を離れて不慣れな異国に渡った執念が結んだ初の結実はそれだけ意味が格別だ。
李スクジンは優勝インタビューで「より良いゴルフがやりたかった。韓国では1週間に1度ラウンドするのも難しかった。しかし、ここ(米国)では毎日いくらでもラウンドできる」と話した。
同日、米コネチカット州フェアフィールド・ブルクロンCC(パー71)で、李スクジンと大会2連覇を狙う留学生朴インビ(15)との決勝戦(18ホール、マッチプレー)は劇的だった。李スクジンは、8番ホールまでなんと5ホール差まで引き離されて敗色が濃くなったが、大逆点ドラマを生み出した。あきらめないで追い上げた彼女は、朴インビが3パッティングでボギーを叩いた16番ホールでとうとうAll Square(同点)まで追い付いたのだ。
勝負の分かれ目になった17番ホール(パー4、396ヤード)。李スクジンはピンまで157ヤードを残して6番アイアンで打った2番目のショットをホールカップの2.5m地点に付けた。彼女は、このホールのバーディーで取った初リードを最終18番ホール(パー4)で守りきって感激的な優勝を遂げた。
「ギャラリーが多かったせいか、序盤には手が震えてパッティングがうまくいかなかったんです。しかし、韓国から応援にきた父が前日の夜してくれた話が大きな力になりました。精神的なプレッシャーはディペンディング・チャンピオンの方が大きいだろうから最善を尽くしてっていう話でした」。
安永植 ysahn@donga.com






