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[社説] 検察総長の国会召還を要求する時期なのか

[社説] 検察総長の国会召還を要求する時期なのか

Posted July. 25, 2003 21:40,   

9月の通常国会から、検察総長の国会出席を制度化すると言った民主党の李相洙(イ・サンス)事務総長の発言は「グッドモーニング・ゲート」に巻き添えになった党代表を保護するために、公党としての最小限の体面も投げ捨てたという印象を残している。

検察総長の国会出席制度は、維新以後の権威主義政権時代に無くなったが、法律に明文規定が無いうえに、出席と欠席のいずれかを取り上げて、それが正しいとは言い難い。しかし、鄭大哲 (チョン・デチョル)代表に拘束令状が発せられた状況で検察総長の国会出席を主張することは、検察の捜査を萎縮させるための戦略としか受け止めようがない。検察が権力に牛耳られていた時代には野党が検察総長の国会出席を要求すると与党がそれに反対していたが、今回は攻守が替わった点からも民主党の政略的な意図がうかがえる。

民主党は過去、ハンナラ党が愼承男(シン・スンナム)元検察総長の国会出席を要求した時、検察の政治的中立性を損ねる可能性が高いという理由でそれに反対した。それなら、民主党代表を捜査している検察の総帥を国会に出席させ、捜査中である事件について問いただすことは政治的中立を損ねる行動に当たらないのか。

民主化を成し遂げた後も検察の政治的独立は厳しい試練期を経て、やっと根を下ろしつつある。なのに、鄭代表をはじめ、不正疑惑が持たれている議員らが検察捜査に不満を抱いて「大統領府が検察を統制できないのでは」とか「法務部長官を更迭すべきだ」と大口をたたいている実情では、果たして検察の政治的中立が守られるかどうか憂慮される。

柳寅泰(ユ・インテ)大統領政務主席秘書官は、鄭代表との会合内容を説明しながら「このごろ検察は度胸がすわっているな」と述べたというが、それが大統領の参謀として正当な捜査を進めている検察に対して言う言葉だとは到底考えられない。しかも柳主席秘書官のその発言が与党の雰囲気を反映するものならば、深刻な問題と言わざるを得ない。

民主化時代には検察もけん制と均衡の枠内で国会の統制を受けるべきだという論理には、ある程度うなずける。しかし、今の民主党の言行を見る限り、それを要求する名分は立たない。