全英オープンが当地のロイヤル・セントジョージズGC(パー71)で21日最終ラウンドを回り、新鋭のベン・カーティス(26、米国)がトーマス・ビヨン(デンマーク)、ビジェイ・シン(フィジー)に1打差でリードし初優勝を果たした。
外電は、今大会でのカーティスの仕事を「強運の男」と表現した。
第一の幸運は、カーティスの今大会出場チケットの獲得だ。全英オープン組織委員会が大会開幕2週前に行われる米PGAツアーレギュラー大会の上位8人にチケットを与えるのは今年が最後だった。
カーティスが2週間前に出場したウェストンオープンの成績は13位タイ。しかし、優勝者タイガー・ウッズとマイク・ウエア(カナダ)、ジム・フューリク(米国)など、すでに今季全英オープンに自動出場となっている選手たちが上位を占めていたために、8枚の出場チケットのうちの1枚がカーティスに与えられた。
二番目の幸運は、優勝を争っていたビヨンが16番ホール(パー3)のグリーンサイドバンカーで痛恨のダブルボギーをたたいたこと。そのおかげでカーティスは今大会出場選手のうち唯一、アンダーパースコア(1アンダー283)をマークして優勝した。
祖父がパブリック・ゴルフ場を経営していたため、子供のときから自然にゴルフを始めたカーティスはケント州立大学時代、オハイオ州アマ選手権で3回優勝し、2000年にはアマランキング1位になったが、プロデビュー以来の成績はかんばしくなかった。
3部ツアーレベルのフタスツアーマトルビーチを含め、ミニツアーでプロ生活を始めたカーティスは、去年フタスツアーマトルビーチ大会でプロ発優勝を果たしたが、2部ツアーでは2001年グレーターリーチモンドオープンで13位タイとなったのが最高成績だ。
昨年のクォリファイングスクールで26位タイをマークし、今年米PGAレギュラーツアーにデビューしたが、全試合への出場権がなく、出場した大会は13試合にしかならない。それも5回はカットオフになり、最もいい成績はウェストンオープンの13位タイだった。
彼の昨年までのプロ通算賞金は6020ドル。今大会優勝で一気に185倍の70万ポンド(約111万2720ドル)となった。
カーティスはまた全英オープンの優勝者だけではなく「4大メジャー大会初出場で優勝した2番目の選手」として世界ゴルフ史に名前を残すことになった。初代は1913年全米オープンで優勝したフランシス・クイメ(フランス)。
安永植 ysahn@donga.com






