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[社説]与党、透明で加減のない選挙資金公開を

[社説]与党、透明で加減のない選挙資金公開を

Posted July. 20, 2003 21:59,   

与党民主党の李相洙(イ・サンス)事務総長が、野党ハンナラ党の大統領選挙資金の公開可否とは関係なく、党の大選資金を先に公開することにしたのは適切な措置だ。「与野党がともに大選資金を公開しよう」という盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の提案が野党を引き込もうとする与党の戦略だと受け止められている状況で、まともに公開されたなら国民の疑惑を吹き飛ばすきかっけになるだろう。

今議論の的になっているのは、いわゆる「グッドモーニングゲート」に端を発した与党の大統領選資金問題だ。与党代表の収賄疑惑を捜査する過程で与党内部から噴出したものである。それだけに、結者解之の次元から与党が先に「告白」をするのは当たり前の手順だ。

民主党がせっかく選挙資金の公開を決めたからには、つじつま合わせるような儀式に終わってはならない。選挙資金のすべてをありのままに明らかに、誰もが納得できる実態調査と検証が行われるようにしなければならない。後援会と企業からの寄付、貯金箱からの募金など、すでに公開されている募金方式のほかに、特別寄付など帳簿に書き込まれていない資金の存在まで透明に公開し、執行内容を加減なく発表すべきである。問題はどこまでを選挙資金にみなすかということだ。少なくとも国民の共感が得られるほどの目安でなければならない。

万が一、中央選挙管理委員会に申告した金額の範囲内であれこれとつじつまを合わせるぐらいなら、むしろ公開しない方がましだろう。その場合、与党の選挙資金をめぐる議論と疑惑が解消するどころか、さらに波紋を広げることになるだろう。こうした面で、きょう行われる盧大統領の政治資金関連記者会見は、民主党の先行公開方針を確認する場でなければならず、与野党同伴公開に重点が置かれては困る。

民主党がすべてのことを明らかにすれば、ハンナラ党も手を拱いてはいられない。自分らとは関係のない事柄だとし、政治攻勢の姿勢でのみアプローチするのは望ましくない。与野党ともに今度の大統領選資金の波紋を政治改革のきかっけにしなければならない。