米大リーグ・オールスター戦の前夜祭が開かれた15日、シカゴ・ホワイトソックスの本拠地、USセルラーフィールド(別称コミスキパーク)。ハイライトのホームラン・ダービーはバリー・ボンズ(サンフランシスコ・ジャイアンツ)とサミー・ソーサ(シカゴ・カブス)の不参加で、やや興ざめしたものの、どの年より火花の散らす接戦が行われ、意外な選手が優勝した。
その選手とは、昨年のワールドシリーズ第7回戦での3打点決勝3塁打の英雄、アナハイム・エンゼルスの左利き左翼手ギャレット・アンダーソン(31)だった。
スーパースターのレニー・ラミレス(ボストン・レッドソックス)の負傷で代わりにオールスター戦出場の幸運を握ったアンダーソンは、8人が参加した第1ラウンドで7本のホームランを放ち、ディフェンディング・チャンピオンのジェイソン・ジアンビー(12本、ニューヨーク・ヤンキース)に継いで2位でベスト4入りを果たした。その後、ジム・エドモンズ(セントルイス・カージナルス)を6—4で下した。決戦ではジアンビーを14—11で破って勝ち進んだ、2001年の新人王のアルバート・プホルス (セントルイス・カージナルス)を9—8で引き離して優勝を獲得した。
所属チームでは4番を打っているが、ビッグリーグ10年間通算ホームランが186本に過ぎないアンダーソンは、00年に35ホームランで、1回だけのシーズンで30ホームラン記録を持つ中距離バッター。彼は、熱狂する4万7000余りの観衆に向けて「私がホームラン王になるとは夢にも思わなかった。しかし、ホームラン・ダービーのような短期勝負では私にもチャンスがあるかも知れないと思っていた」と感想を述べた。
プホルスは準優勝にとどまったが、1回戦で4本、準決勝で14本、決勝で8本の、延べ26本のホームランを放ち、2000年のサミー・ソーサーとこの部門の最多タイとなった。また、第2ラウンドでは、478フィート(約146m)の超大型ホームランを飛ばして「ロンギスト(最長記録)」になった。
大リーグのホームランダービーは、8人の選出が出場して、1人当たり10アウトになるまでに放ったホームランの数で4人を選び出す。ホームランの数が同じ場合は、シーズンホームラン数の多い選手にアドバンテージが与えられる。プホルスは同日、ゲーリー・シェフィールド(アトランタ・ブレーブス)と同率を成したが、前半期のホームランで27—22で勝ち、第2ラウンドに進んだ。2回戦と決戦は、1対1のトーナメント・ノックダウン方式で行われる。ジアンビーが2回戦でアンダーソンより多い11個を打っていながら決戦進出にならなかったのもこのためだ。
張桓壽 zangpabo@donga.com






