Go to contents

ソウル大学など7大学病院が16日からスト

ソウル大学など7大学病院が16日からスト

Posted July. 14, 2003 22:12,   

ソウル大学医学病院、高麗(コリョ)大学医学病院など7大学病院労組が16日、ストに突入する。

保険医療労組は、ソウル大学、慶北(キョンブク)大学、慶尚(キョンサン)大学、全北(チョンブク)大学の国立大学病院の4病院と高麗大学、嶺南(ヨンナム)大学、圓光(ウォンガン)大学の私立大学の3病院の労組が15日までに賃金および団体交渉(賃団交)がまとまらない場合、16日からストを突入することにしたと、14日明らかにした。

当初、これらの大学病院とともにストを行うことにしていた漢陽(ハニャン)大学、梨花(イファ)女子大学、東亞(トンア)大学などは賃団交が妥結し、全南(チョンナム)大学病院は争議行為への賛否投票の否決を理由に、それぞれストの計画を撤回した。

ストを予告した病院の組合員の規模は、ソウル大学が2100人で一番多く、高麗大学1730人、嶺南大学813人、圓光大学682人、慶北大学685人、全北大学599人などだ。

これらは15日にストの前夜祭を行い、16日から18日までソウル永登浦区汝矣島洞(ヨンドゥンポグ・ヨイドドン)の国会と、果川(クァチョン)庁舎の前で集会を開く予定だ。昨年、長期間のストを行った慶熙(キョンヒ)大学医学病院とカソリック中央医療院(江南聖母病院、汝矣島聖母病院、議政府聖母病院)労組も近いうちに争議調整を申請し、スト計画を具体化する計画だ。

しかし、保険医療労組は、労働委員会の直権仲裁回付など当局が強硬対応に出なければ、救急室の手術室などは正常に勤務し、残りの分野でも医療の空白が発生しない範囲でストを行う計画だと話した。

保険医療労組の関係者は「ストを強行せず、対話と妥協で解決するというのが労組の基本方針だ。具体的なストの日程は15日の記者会見で明らかにする予定だ」と述べた。

大学病院労組が病院側に要求している共通の争点は誠実な産別中央交渉で、大部分の病院が昨年産別交渉を約束したが、病院別に勤務条件でばらつきが大きい上、使用者団体を構成することも難しいとして、態度を変えたという。



鄭景駿 news91@donga.com