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日本・EUのドル安対策で厳しさ増す輸出環境

日本・EUのドル安対策で厳しさ増す輸出環境

Posted July. 10, 2003 21:53,   

米国のドル安政策によって、ドルに対するウォンの為替相場が持続的に下落(ウォン価値の上昇)していることから、輸出価格競争力に赤信号がともされた。

10日、韓国銀行(韓銀)が発表した「2003年第2四半期(4〜6月)の為替市場動向」によると、6月の平均ウォン・ドル為替相場は、1ドル=1194.02ウォンで、5月の1199.78ウォン、4月の1232.82ウォンに比べ、ウォン高が大幅に進んだ。

ウォン・ドルの為替相場は、01年の1ドル=1290.83ウォンから02年1251.24ウォン、03年第1四半期1201.11ウォンと下落を続けてきた。韓銀は、5、6月の米政府によるドル安容認や外国人証券投資資金の流入、円高などの影響で、ウォン・ドル相場が下落傾向を示したと説明した。

韓銀のビョン・ジェヨン外国為替運営チーム長は、「米国が景気回復をにらんでドル安政策を展開している中、日本と欧州連合(EU)もこれに対応しているため、世界的に為替相場をめぐる戦争が繰り広げられている。輸出が中心となっている韓国にとって、ウォン・ドル相場の安定は何よりも重要だ」と述べた。

一方、第2四半期中の域外先物為替取引の規模は1日平均8億6000万ドルで、前四半期(11億1000万ドル)に比べて2億5000万ドル(22.5%)が減少した。これは、数々の不安材料が取り除かれて、為替相場の変動幅が縮まったことを受け、為替差益を狙った参加者らが域外先物為替取引を減らしたためと分析されている。

銀行間為替取引規模も1日平均33億9000万ドルで、前四半期(35億8000万ドル)に比べて1億8000万ドルが減少した。

ウォン・ドル相場の1日平均変動幅は1ドル当たり4.1ウォンで、前四半期の4.5ウォンとほぼ同じ水準だった。

主要国通貨の為替相場変動性(米ドルに対する前日対比の変動率)をみると、日本円とユーロがそれぞれ0.42%と0.56%と比較的高く、タイのバーツと台湾ドルはそれぞれ0.17%、0.12%と比較的低かった。韓国ウォンの為替相場変動性は0.34%となった。



林奎振 mhjh22@donga.com