どの分野でも「第1人者」は寂しいものだ。彼に対する「世間の目安」は一般の場合とは違うからだ。
「ゴルフ皇帝」タイガー・ウッズ(28、米国)は、7日、ウェスタン・オープンで今季4勝目を収める直前まで、「スランプ説」にさいなまされた。ウッズは、「すでにシーズン3勝を挙げた選手に対してスランプに陥ったなんて言えるのか」と反論した。しかし、ウッズに対して高い期待を寄せている米国マスコミは引き続きウッズを刺激した。
「3月、ベイヒルインビテーショナルで3勝目を挙げたウッズが、3ヵ月を過ぎている今でも1勝を追加できずにスランプに陥っている。ウッズは、数々のコマーシャル撮影やチャリティー行事の方にさらに関心を持っているようだ」と。
7日、米国イリノイ州レモントのコッグヒル・クラブ(パー72)で開かれた米PGAツアーのウェスタン・オープン(賞金総額450万ドル)の最終4ラウンド。雷を伴った悪天候で2回にかけて延べ3時間に及ぶ試合遅延もウッズの優勝への意志をくじくことはできなかった。
「記録の男」ウッズは、大会最少打タイの21アンダーの267で、2位との差を5打差に広げて余裕のある優勝を挙げ、その間の心の負担を吹き飛ばした。
平均ドライバーショット2位(303.4ヤード)とパッティング1位(ラウンド当たり26個)、バーディー1位(26個)…。
優勝のことはさておいても、各種の記録で「健在さ」をアピールするのに十分だった。
ウッズは今シーズン、米PGAツアーで4勝目をあげた一番目の選手になった。さらに米PGAツアー歴史上5年連続4勝以上をあげた一番目の選手にも名前をあげた。通算38勝を記録したウッズはまた、今年で100回という歴史のウエスタンオープンで3回も優勝した初の選手になった。
一方、ウッズは今大会で106の大会連続、本選進出に成功、この部門2位となった。連続大会カットオフ通過の最高記録はバイロン・ネルソン(米国)が保有している113の大会。
ウッズは優勝インタビューで、これまでの不快な気持ちを話した。
「マスコミのローラーコースター(センセーショナリズム)にとらわれてはならないということを学んだ。私は試合に集中しようと努力しており、それをうまくやりこなした」と明らかにした。
ysahn@donga.com






