Go to contents

ウィンブルドン女子、ウィリアムズ姉妹で決勝

ウィンブルドン女子、ウィリアムズ姉妹で決勝

Posted July. 04, 2003 21:48,   

「姉か、妹か」

ウィンブルドンの優勝トロフィーを4年連続で「ウィリアムス家」が受賞することになった。00、01年の優勝者である姉ビーナス・ウィリアムスと、昨年の優勝者である妹セレーナ・ウィリアムス姉妹が、決勝で対決することになったからだ。

4日、英国ロンドン近くのオールイングランドクラブで行われたウィンブルドン女子シングルス準決勝。 第4シードのビーナスは、第2シードのキム・クライシュテルスに2対1(4ー6、6ー3、6ー1)で逆転勝ちした。

この結果、5日の決勝は、連覇を狙う妹のセリーナ・ウィリアムズ(米国)との2年連続の姉妹対決となった。

ウィリアムズ姉妹がメジャー大会決勝で対決するのは、最近の6の大会のうち、先月フランスオープンを除いて5回目で、通算6回目となる。メジャー成績では、セレーナが01年USオープンを除いて、全部勝利し、4勝1敗で圧倒的優位に立っている。

ビーナスはこの日、胃痙攣に苦しみ、1セット目で負け、棄権する考えだった。しかし、雨で試合が1時間中断された時、妹のセリーナと母親と相談した結果、最後まで対戦することを決定、結局勝利をものにした。 気力を失い、試合が終わった後はカバンも持てなかったビーナスは、「あまりにも痛かったので、試合をあきらめようとも考えた。雨のお陰だ。歯をくいしばって最後まで戦った」と話した。

男子シングル準決勝戦は、アンディロディック(米国・世界6位)対ロジャーフェデラー(スイス・世界5位)、マークフィリポーシス(オーストリア・世界48位)対セバスチャン・グロジャン(フランス・世界14位)の対決となった。彼ら4人は全員メジャー優勝経験のない選手であるため、それぞれが初めてのグランドスラムに期待をかけている。

67年ぶりの英国人ウィンブルドンチャンピオンに挑戦したティム・ヘンマンは、準々決勝でグロジャンに1ー3で敗れ、ファンの期待に応えられなかった。



金鍾錫 kjs0123@donga.com