「昨年12月の大統領選挙は、韓国社会の退歩的な面にピリオドを打ち、新たな政治階層の出現を見せた386世代の勝利だった。だが、『幸福な時間』は冬の間しか続かなかった。盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は全ての人を失望させてしまった。」
仏紙「ル・フィガロ」は1日付の国際面3面の大半を南北関連の特集で埋め、「ソウルの通りで盧大統領に激しく抗議している」という見出しの別個の記事を通じて、このように報じた。
ル・フィガロ紙はこの特集で、北朝鮮の核問題と難民問題、四面楚歌に追い込まれた盧大統領の近況を伝えながら、ソウルでの激しいデモ行進を写した写真と一緒に、「数日前からのストとデモの波が、韓国の新任大統領の幸福な時間に終りを告げている」と紹介した。次は記事の要約。
「私が盧大統領に票を投じたとは…。公職に就いてからは公約とは正反対のことばかりしている。こんなことだと知っていたら、棄権するんだった」。
ソウルのある大学の政治学科の学生が、ため息をついた。彼の前のキオスクには、日刊紙の大きな見出しが大統領を猛攻撃していた。一国の元首がこのように絶えず攻撃を受けることはまれである。
最近は、 盧大統領の政治的な無能が揶揄されている。進歩的な弁護士だった盧大統領は労組の支持を受けていた。1カ月前から、盧大統領は(労組に)譲歩することで社会的な動揺を鎮めようとした。だが、世論は大統領のあまりの譲歩に、労組が「売値」を吊り上げるようになったと信じている。
盧大統領は時には公席で、驚くほどの純真さを見せた。5月末、大統領はテレビのカメラの前で、「大統領なんてやってらんない」と語り、聴衆をびっくりさせた。ある元ジャーナリストは、「経験がないというのが見え見えだ」と述べた。80年代韓国の社会運動の歴史的な人物であり、盧大統領との付き合いが長かった張鏻杓(チャン・ギピョ)氏は、「私も大統領に深く失望した。大統領は私たちに変化を約束したが、変化させたものは何もない」と語った。
朴濟均 phark@donga.com






