KT(代表李容𨯁)と三星(サムスン)電子(代表尹鍾龍)は20日、ソウル新羅(シンラ)ホテルで全社的事業協力協定を締結した。
三星電子の尹鍾龍(ユン・ジョンヨン)副会長や李鉉奉(イ・ヒョンボン)社長、チョン・ミョンピョ副社長、KTの宋映漢(ソン・ヨンハン)副社長、崔晏溶(チェ・アンヨン)専務ら両社の役員30人余りが参加した中で行われた同日の協定式で、両社は今後業務部門を問わず新しい収益モデルの発掘に向け、全面的に協力することになった。
今度の提携によって、国内の情報技術(IT)業界だけでなく、世界的にも大きな影響が予想される。ビズメッカ、ネスパット、メガパスなど全国をカバーするインターネット・サービス・プロバイダのKTと、装備メーカーの三星電子は、いろいろな生活機器がインターネットにつながって多機能化を実現する「デジタルコンバージョンス」時代に必要なインフラやサービス、装備をほとんど揃えている。
KTと三星電子は、こうした強みを生かして新しい製品とサービスを創り出すという戦略。両社の最高経営者と実務担当者が参加する協議体を通じて、新たなビジネスモデルを作り、収益とリスクは分配する計画だ。
両社は、とりあえずこれまでばらばらに進めてきた事業部門の強力を強化することにした。KTの衛星放送サービスの「スカイライフ」や企業向けeビジネスソリューションの「ビズメッカ」、超高速インターネット・サービスの「メガパス」などのサービスに、三星電子の技術力、装備、海外ネットワークを融合させることで、海外でも通じる競争力を育てる計画だ。
これからはシステム統合(SI)、ネットワーク統合(NI)、ソリューション・コンテンツなど、ITサービス全般にわたって共同の事業モデルを創出し、ホーム・ネットワーキングとデジタル・コンバージョンス時代のすべての事業エリアにかけて、両社が一緒に事業を展開していくことにした。
KTの李容𨯁社長は、「製品とサービスに対する消費者のニーズが速いスピードで変わっているため、市販と同時に消費者のニーズを早速満たしてくれる『トータルソリューション』が必須だ。こうした市場に効率良く対応するためには、サービスと装備業者の連携が欠かせない」と述べた。
三星電子の尹鍾龍副会長は、「これからの競争力は、今の段階では存在しない製品とサービスから出てくるだろう。両社の協力は未来を予測するためのものではなく、(未来を)創り出すためのものだ」と述べた。
両社の協議体は、9月をめどに中短期的に実現可能な共同事業を発掘した後、10月からは発掘してきたモデルを実現させるプロジェクトチームを稼動させる。その後は事業開発とプロジェクトの推進を日常化することにした。協議体リーダーの両社のCEOは、1年に2回会議を行い、幹部クラスで構成される「ステアリングコミティー(Steering Committee)」は年に4回定期の集まりを持って、実務陣は常時業務を共同で進める予定だ。
羅成鎏 cpu@donga.com






