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運動しながら出勤する「健康族」が増えている

運動しながら出勤する「健康族」が増えている

Posted April. 20, 2003 22:06,   

世宗(セジョン)大学新聞放送学科の許倖亮(ホ・へンニャン)教授(45)は、最近、法貞和尚のいう「単純な人生」がどういうものなのかを実感している。

許教授は01年7月から毎日午前6時ごろ、ソウル龍山区東部二村洞(ヨンサング・トンブイチョンドン)の自宅からソウル廣津区君子洞(クァンジング・クンジャドン)の大学まで漢江(ハンガン)沿いを自転車で出勤している。午後も同じく、6時半ごろ、自転車で退勤する。

「以前はジムに通ったのですが、1日2時間半もかかりました。最近はシャワーの時間まで合わせて1時間あれば十分です。教授は学校に行かざるをえないでしょう。ですから、運動がご飯を食べることと同じく私の生活の一部になりました」

退勤の時は「飲酒サイクル」をすることはできないため、自然と夕方にお酒を飲むこともなくなった。小学生の娘とも対話の時間が増えた。毎日さわやかな気持ちで仕事をするのも喜びのひとつ。服装もワイシャツにネクタイからカジュアルに変わり、仕事への意欲も沸いてきた。

許教授は、一昨年まで出勤の時に自転車で出勤する人を見かけるのは難しかったが、最近は10人以上見かけると言う。

このように、サイクリング、マラソン、インラインスケートなどで、汗を流しながら出勤や退勤をする人が大きく増加した。ここ1、2年、「健康重視」の雰囲気が広がり、運動愛好家が増加したために現れた現象だ。特に「1秒」が大事な専門家の中では、遠く離れたジムに行って運動をする時間を減らすため、出勤と退勤の時に運動する人も多い。

ソウル市の鄭斗彦(チョン・ドゥオン)政務副市長(44)も、先月からソウル西大門区弘恩洞(ソデムング・ホンウンドン)の自宅から市役所まで40分間自転車でサイクリングをして出勤している。

鄭副市長は「ソウル市の交通問題の解決のために、微力ではあるが協力したい。そして、さわやかな気持ちで朝の会議に出席できる」と話した。

マラソン同好会の会員のうち、出勤や退勤の時に走る人が特に多い。

蔚山(ウルサン)にあるハンファ石油化学のマラソン同好会の会員の金ギウク(40)さん、安ジョンイン(38)さん、金ギラク(32)さんは、毎日南区(ナムグ)の社員マンションから11km離れた会社まで走って通っている。

金ギウクさんは「昨年から1年間走って、72kgだった体重が60kgに減った」とし、「春になってもあまり疲れを感じず、カゼもひかなくなった」と話した。

女性もこの流れから例外ではない。

製薬会社の韓国リリーの金ギョンスク次長(35)は、出勤と退勤の時、インラインスケートを利用する。 彼女はソウル江南区狎鴎亭洞(カンナムグ・アプクチョンドン)の自宅から5分歩いて漢江(ハンガン)に到着し、川沿いを25分程度インラインスケートで走り、その後、歩いてソウル江南区三成洞(サムソンドン)の会社に向かう。

「きれいな夕焼けと自然を楽しみながら、インラインスケーティングをする喜びは、経験してみないと分からないと思います」

多くの会社員が前日の夜飲んだお酒で疲れきって寝ている時に、また多くの人々は時間を節約するため、運動をしながら出勤している。彼らはこう話す。

「健康な人が勝利する。体はまさに階級である」。



李成柱 stein33@donga.com