米軍は開戦16日目の4日(現地時間)、イラクの首都バグダッド郊外にあるサダム国際空港を制圧した。
バグダッドでは前日午後9時頃、イラク国営テレビがフセイン大統領の姿を放送しているとき、初めての停電が発生しバグダッドでの戦闘が実際に開始されたという観測が飛び交っている。
米軍は、電気施設を攻撃したことはないと主張したが、英国の各マスコミは、米英連合軍の特殊部隊が停電に乗じてバグダッドに潜入し、共和国防衛隊の戦力評価など極秘作戦を遂行していると一斉に報じた。
英BBC放送は停電で暗黒になったバグダッド市内に砲声がとどろき、バグダッドの戦闘が実際に開始されたと伝えた。米特殊部隊の隊員たちはバグダッド一帯の一部の軍指揮所にも侵透して作戦を展開しているという。
しかし、米英連合軍が引き続きバグダッドに進撃していくのか、人命被害を最小限に止めるためにフセイン政権の内部崩壊を待って、孤立作戦を展開するのかはまだ不透明だ。
この日、ブッシュ米大統領は「完全な勝利のみを受け入れる」とし、「イラクの残忍な政権が最後を迎えている」と語った。これに対してイラクのアジズ副総理は、イタリアのラジオ放送とのインタビューで「バグダッドは防御がよくできた大都市であるため、米英連合軍がその代価を支払うだろう」と主張した。
この日、米英連合軍とイラク軍はバグダッド郊外はもちろん、南部のバスラと北部のモスルでも熾烈な戦闘を展開した。
米軍はクウェートからバグダッド郊外まで進撃する間、計2000人余りのイラク軍を射殺したと主張した。
しかし、米軍もこの日、2人が死亡して開戦からの2週間で、米軍の被害は死亡53人、行方不明者16人、捕虜7人で、英国軍は死亡27人だ、とニューヨーク・タイムズが4日報じた。
洪銀澤 euntack@donga.com






