製造メーカー業界が景気の悪化に歯止めがかからないだろうとみており、設備投資と新規雇用がさらにい縮する見通しだ。
2日、韓国銀行が売上高20億ウォン以上の企業2945社を対象に調査した企業景況感指数(BSI)の結果によると、4月の製造業の業況展望BSIは75で、01年第1四半期(67)以降最低水準となった。
BSI基準値である100以上であれば景気が良くなると予想する企業が多く、100以下であれば景気が悪化するとみる企業が多いことを意味する。
業種別には、造船やその他の運輸(109)を除くほとんどの業種が100未満となり、組み立て金属(100→66)や木材業種(95→63)などが大幅下落した。
また、輸出企業(91→77)と内需企業(88→75)も景気が悪化すると予想した。内需市場はもちろん、輸出市場の回復も難しいだろうという意味だ。
設備投資展望BSIも90で、01年第4四半期以降最低水準となった。
採算性展望BSIは75で01年第1四半期(73)以降最も悪く、資金繰りBSIも83で3月(91)に比べてさらに悪化し、収益性の下落と資金難を経験する企業が増えることを予告した。
3月の製造業の業況実績BSIは72で2月の75に比べてやや下落し、売上増加率BSI(84→81)、稼働率BSI(89→87)、採算性BSI(78→73)、資金繰りBSI(86→81)も、厳しい経済状況を反映した。
林奎振 mhjh22@donga.com






