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韓銀「イラク戦長期化なら経済展望一から見直し」

韓銀「イラク戦長期化なら経済展望一から見直し」

Posted March. 30, 2003 22:15,   

韓国銀行(韓銀)が経済成長率の展望値を5%台から4%台に引き下げる作業に取り組むなど、主要経済指標が大きく悪化する見通しだ。国内の消費と投資が予想より大きくい縮している上、イラク戦争が長期化する兆候を見せていることから、国際原油価格と金の価格の上昇など、世界経済の不安が続いているためだ。

韓銀の朴哲(パク・チョル)副総裁は30日「1、2月の産業生産の実績があまりにも悪かった上、対外環境も悪くなったことから、主要指標の展望値を下方修正するしかない状況だ。いったん、イラク戦争がうまく解決することを前提に見直された経済見通しを、来月の半ばころ発表する計画だ」と話した。

朴副総裁は「イラク戦争の長期化シナリオは現在考えてもおらず、そのような状況になれば展望自体を一から見直さなければならない」と語った。

韓銀は、内部的にイラク戦争がうまく解決するという前提のもとで△国内総生産(GDP)の伸び率が当初、年間5.7%から4%台に△経常収支は20〜30億ドルの黒字から小幅な赤字へ△消費者物価の上昇率は3.4%から4%台へと悪化するものとみている。

韓銀は、昨年12月に発表した「2003年の経済見通し」で対外環境が△米国の成長率の見通し2.8%△国際原油価格1バレル=25ドル△ドルに対するウォン相場=1200ウォン台と予想したが、最近になって実際指標は△米国の成長率の見通し2.5%△ウォン相場1ドル=1250ウォン台△原油価格1バレル=30ドルとなっている。

韓銀は、イラク戦争が長引くと、国際原油価格が1バレル=30ドル以上を維持、経常収支だけで追加で60億ドルの赤字要因ができるとして、この場合、下半期に2回目の見直しが避けられないという見解を明らかにした。

これに先立って、国内外の経済研究機関は、韓国の経済成長率の展望値を3〜4%台に下方修正して発表した。

三星(サムスン)経済研究所は最近、イラク戦争が長期化した場合、成長率は3%未満、経常収支は15億ドルの赤字、物価の上昇率は4%台の後半に達するものと予測した。

韓国経済研究院も、イラク戦争と北朝鮮の核問題が長期化すれば、成長率は1.4%、経常収支は21億9000万ドルの赤字、物価の上昇率は5.9%になるものと見込んでいる。



林奎振 mhjh22@donga.com