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交通違反罰金の過怠金などへの転換を検討

Posted March. 24, 2003 22:24,   

法務部の康錦実(カン・クムシル)長官は24日「道路交通法を違反したとき課される罰金を、過怠金や反則金に転換する案を検討している」と述べた。

康長官はこの日の午前、公営放送・KBSテレビ第1テレビの主婦を対象とした対談番組「朝の庭」に出演し、「刑事処罰である罰金刑を、行政処罰である過怠金などに変えれば、不必要な前科者の量産を防げる」と話した。

康長官はまた、「親養子制度を導入する案を検討しており、女性部を中心に行われている戸主制度の廃止についても法務部が協力できる部分があれば、そのようにしたい」との考えを示した。

現行の民法は、一家を構成するとき、戸主を中心に家族を構成するようにする戸主制を定めているが、子女の場合、出生と同時に父親の戸籍に入籍し、父親の名字と原籍を受け入れるようなっており、男児を好む情緒と性的差別などを制度的に後押ししているという女性界の反発を買っていた。

親養子制度は、再婚した女性が前夫との間で産んだ子女の名字を新しい夫の名字に変えられるようにするもので、関連法の見直し案が01年7月国会に提出されたが、依然として処理されずにいる。現在は、子女と新しい父親との関係が同居人にすぎず、健康保険や税金控除の恩恵を受けられない。

法務部関係者はこれについて、「康長官が普段持っていた所信を示したもので、まだ実務レベルの検討や指示が下されたものではない」と話した。



李相錄 myzodan@donga.com