Go to contents

ウッズ、同一大会4連覇の快挙

Posted March. 24, 2003 22:29,   

ゴルフの「皇帝」タイガー・ウッズ選手(米国)が米PGAツアーで、73年ぶりに同一大会4連覇の偉業を達成した。

ウッズは24日、フロリダ州オーランドのベイヒル・クラブ(パー72)で開かれたベイヒル招待(総賞金450万ドル)最終4ラウンドで、さらに4打減らして合計19アンダーの269で通算37勝目を果たした。優勝賞金は81万ドル。

ウッズは、1930年ジーン・サラゼン選手(米国)がマイアミ・オープンを4連覇して以来、73年ぶりの快挙を果たした。ウッズの米PGAツアーの同一大会4連覇は、ウォルタ・ヘイガン選手(1924〜1927年、米PGAチャンピオンシップ)、サラゼン選手に続いて3番目。

ブラッド・ファクソン(米)ら2位タイ(8アンダー、280)の4人に11打の大差を付けて優勝したウッズは、ブレード・カプルズ選手(米)が92年の大会で記録した従来の最多打差(9打差)の優勝記録も塗り替えた。

シーズン開幕戦など前半の5大会を欠場したウッズは4戦中3勝を記録し、賞金ランキング首位(280万ドル)に上り詰めて、賞金ランキング首位の5連覇に向けて跳躍した。

一方、3ラウンドでウッズと対決して惨敗を喫したエルス選手は、ウッズという壁を乗り越えられなかった空しさのためか、同日、2ダブルボギー、3ボギーを叩き、5オーバー77と成績が振るわず38位タイとなった。ゴルフ界の「タンク」の異名を持つ崔京周選手(チェ・ギョンジュ、スーペリア・テーラーメイド)は、31位タイ(1アンダー、287)に止まった。



安永植 ysahn@donga.com