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盧大統領、軍改革で佐官級将校との対話に意欲

盧大統領、軍改革で佐官級将校との対話に意欲

Posted March. 16, 2003 22:13,   

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は15日、「軍の改革のためには、場合によって佐官級将校たちとも話し合って改革に対する幅広い共感を得たい」と明らかにした。盧大統領はこの日、国防部の業務報告を受ける席で「佐官級までは改革に積極的だが、将軍になると軍の構造改革に消極的になるということだが、将軍たちも賛成し、参加できる改革案を作ってほしい」とし、このように述べた。

また、盧大統領は「通常戦力を維持しながら軍を現代化、科学化しようとすれば多くの予算が必要になるだけに、国防部は予算を減らせる部分は改革するなど積極的で正確な国防改革案を示して、国民的合意を見出さなければならない」と強調した。

さらに盧大統領は「兵営施設、軍の官舎、兵士の給料など軍の勤務条件を速やかに改善し、転・退役する将校の就職対策を立ててほしい」と話した。特に「退役将校の就職率が28%に止まっているが、軍の構造改革をまともに行うためには転・退役問題がさらに増えてくるだけに、まず、これに対する対策を立ててから構造改革を推進しなければならない」と語った。

一方、盧大統領は最近の韓半島情勢について「在韓米軍の大切さを改めて認識しており、韓米同盟はより強固に発展させなければならない。しかし安保環境が随時変化しているため、いつまでもわが国の安保を米国に頼るわけにもいかないため、自主的国防力をつけるための準備をし、国民を安心させるプログラムも提示しなければならない」と述べた。



金正勳 jnghn@donga.com