
「韓国製原潜」という異名を持つ金炳賢(キム・ビョンヒョン、24、アリゾナ・ダイヤモンドバックス)投手の先発入りが事実上決まった。
金炳賢は、11日に米国アリゾナ州トゥサンで行われたホーム試合で、7人の左打者を揃えたシアトルマイナーズを相手に、4回まで5脱三振2四球2安打の無失点で抑えた。
高校野球の打撃王だった金炳賢は、昨年自らを「韓国のホームラン王」と紹介して、チーム選手たちの嘲笑を買ったことがある。しかし、金炳賢は、11日2回裏2死後、中堅手を越える2塁打を放ち、往年の打撃を遺憾なく発揮した。
これで金炳賢は、7日のアナハイム・エンゼルス戦以降、8回連続無失点を記録し、初めて登板した3日、シカゴ・ホワイトソックス戦で2回3失点だった防御率を2.70まで引き下げた。4日ぶりに2試合連続4回を投げ、体力に対する周りの懸念を払拭させたうえに、投手も打撃しなければならないナショナルリーグで打撃の実力を認められ、先発ローテーション入りをめぐる競争でさらに優位を占めた。
反面、金炳賢に続けて5回に登板した第5先発をめぐるライバル選手のミゲール・バティスタは、3回を5安打4失点(2自責)で降板するなど、3試合で6回11安打9失点(5自責)、防御率は5.14となった。
これを受けて金炳賢は、15日に予定されているサンフランシスコ・ジャイアント戦で最悪のプレーさえしなければ、先発入りテストの通過は間違いない状態。16日以降のオープン戦の先発を発表していないボブ・ブレンリー監督は、そのころからシーズンに備えた5人先発ローテーションを本格的に稼動するとみられる。
一方、イチロー選手に代わって8番右翼手として出場したシアトルのチュ・シンスは、3回表に金炳賢から四球、7回にはバチスタ投手を相手に安打を放つなど、2打数1安打2四球をマークし、3得点を挙げる大活躍を見せた。
勝負は延長10回の接戦の末に6−6で引き分けとなった。同日の試合では、6回表にバチスタがブレット・ブーン選手の左腕に死球を当てると、その後に続いた6回裏でジェフ・ネルソン投手がルイス・ゴンサレス選手の背中に死球を当てるなど、わざとビーンボールを投げ、オープン戦としては珍しく両チームの選手たちがグラウンドに駆け出す場面まであった。
アトランタ・ブレーブスのポン・ジュングン選手も、セイントルイス・カージナルス戦で登板し、2回を2安打無失点で抑え、メジャーリーグのベンチ入りの可能性を高めた。
張桓壽 zangpabo@donga.com






